急に寒さが増してきた11月、皆さん体調はいかがですか? 私はというと、ここ最近ずっと風邪に悩まされていました。
昨年はコロナでしたが、今年は普通の風邪。 ただ、これがタチが悪かった。「治ったかな?」と思った矢先にぶり返す、まさかの2連続ダウンです。
年齢のせいなのか、とにかく治りが遅い。 薬を飲んでもいまいち効いている実感がなく、咳もダルさも抜けない日々が続いていました。
「もう、どうすればいいんだ……」
と半ば諦めかけていた昨晩、**ある「実験」**をしてみたところ、これが劇的に効いたのです。薬よりも、栄養ドリンクよりも、何よりも効果がありました。
今日は、同じように長引く風邪に苦しんでいる方へ、私がたどり着いた**「回復のための最強の室温設定」**をシェアします。
■ 今までの「間違い」だった設定
それまで私が寝室でやっていた設定はこれでした。
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エアコン(暖房):21度設定(24時間つけっぱなし)
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サーキュレーター:空気を循環
一見、悪くないように思えますよね? でも、これだと体の芯が冷えている感覚が抜けず、喉のイガイガも治りませんでした。エアコンの温風は乾燥しますし、風が体に当たるとどうしても体力を奪われます。
■ 体がみるみる楽になった「新・設定」
そこで、昨晩思い切って導入したのが**「オイルヒーター」**です。 設定をこのように変えてみました。
【回復のための最強布陣】
オイルヒーター:22度設定
エアコン:21度設定(補助的に稼働)
サーキュレーター:弱く循環
ポイントは、メイン暖房をエアコンからオイルヒーターに変え、設定温度を1度だけ上げた(21度→22度)ことです。
■ なぜ、これが効いたのか?
やってみて分かったのですが、この構成には明確なメリットがありました。
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「風」がないから喉に優しい オイルヒーターは風を出さずに部屋を温めます。エアコンの乾燥した温風を浴び続けるストレスがなくなり、喉への負担が激減しました。
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「輻射熱」で芯から温まる 太陽の光と同じ「輻射熱(ふくしゃねつ)」の効果で、壁や床、そして私の体そのものがじんわり温まりました。エアコンが「空気を温める」のに対し、オイルヒーターは「部屋ごと温める」感覚です。
結果、朝起きた時の体の軽さが全然違いました。「あ、治ってきてる」と直感できるほど、深く眠れたのです。
■ 唯一のデメリット
やっぱり**「暖かいのが一番の薬」**だと痛感しました。 体温が上がれば免疫力も上がると言いますが、本当にその通りだと思います。
ただし、唯一の懸念点は……電気代です(笑)。 オイルヒーターとエアコンのダブル使いは、なかなかのコストがかかりそう。
ですが、長引く風邪で仕事を休んだり病院に通ったりするコストを考えれば、**「数日間の電気代で健康を買う」**と考えれば安いものかもしれません。
■ まとめ
もし今、風邪が長引いて薬も効かないと悩んでいる方がいたら、薬を変える前に**「部屋の温め方」**を変えてみてください。
特に夜間。 「風を当てずに、少し高めの温度で、芯から温める」
これだけで、回復スピードが変わるかもしれません。 みなさんも、どうぞ暖かくしてご自愛くださいね。
