神奈川県横浜市中区の元街小学校のコルクガシを訪ねました。2014年以来11年ぶりの訪問です。最寄り駅は、石川町駅または元町・中華街駅です。
 
この個体は日本で最初に植栽されたコルクガシです。1879年(明治12年)に日本に来たポルトガル船によって導入され、3本が元街小学校に植栽されました。3本のうち2本は枯死し、現存はこの1本のみです。横浜市の名木古木によると、樹高11m・幹周1.8m・枝張り16.5mで、現在の樹齢は約150年です。
道路からズームで撮影。樹皮はコルク質で、ウバメガシに似た小さな葉をつけています。立て札があったのが気になりましたが、敷地外からは読めませんでした。
 
コルクガシと同様に地中海沿岸地域を原産とする樹木にはオリーブやゲッケイジュがあります。オリーブは日本では香川県・小豆島が有名です。小豆島でオリーブ栽培が成功したのは、小豆島の温暖で雨の少ない気候が地中海性気候に類似していたためといわれています。小豆島発祥のオリーブ栽培は現在では香川県各地に広がり、出荷量は日本全体の約97%を占めています。
香川県でオリーブの栽培が成功していることを考えると、コルクガシも香川県で栽培できるのではないかと思ってしまいますが、普及しなかったのでしょうか?尚、小豆島町・農業試験場小豆分場には香川県の保存木に指定されたコルクガシがあるそうです。