ベンチャー創業者が教える特許翻訳者になる戦略的思考 -19ページ目

ベンチャー創業者が教える特許翻訳者になる戦略的思考

ベンチャーな特許翻訳者のフリーランサーな日常。特許翻訳者になりたい方をビジネス戦略で使われる手法を応用して応援するサイト。

【事業計画書14】「戦略」と「戦術」を区別しよう の続きです。


では、特許翻訳者になるという不利な戦いを勝ち抜くための「戦略」を立てるには、どうすればよいでしょうか。


これから、そのヒントを、「オペレーションズリサーチ」という考え方を応用して、一緒に考えていきましょう。


「オペレーションズリサーチ」とは、数学的/統計的モデルを使用して、最も効率的な行動を導き出そうとする科学的手法のことです。


意思決定を支援するためのツールであり、また意思決定の根拠を他人に説明するためのツールでもあります。


でも断っておきますが、最終的な答えを出すのは私ではありません。先人の知恵を借りてどんな「答え」を導き出すかは、あなた次第だということは常に認識しておいてください。


私はだた、あなたが「あなたらしい」答えにたどり着くのに役立つかもしれない「戦略的思考」の一例を紹介したいだけなのです。



これから紹介するのは、オペレーションズリサーチの先駆者であるフレデリック・ランチェスターが導き出した「ランチェスターの法則」と呼ばれる考え方です。


元々は戦争に勝つための理論的アプローチでした。過去の戦闘を分析して、「数学的な戦闘のモデル」を導き出し、その数学的モデルを操作することにより、戦闘に勝利するための「戦略」を導き出そうとする試みだと理解しています。



先人たちはこの知見をビジネスに応用し、ランチェスターの法則が、「大企業に対して中小企業がとるべき営業戦略」や「弱者が強者に勝つために取るべき販売戦略」を考える上で大変示唆に富むものであることを見出しました。日本では、ランチェスター経営などと呼ばれるようです。



最初に断っておきますが、「ランチェスターの法則」は万能ではなく、多くの批判があるのも事実です。


例えば、ビジネスを「戦闘」にたとえることの有効性です。ビジネスには、他社との競争という側面を持っていますが、それだけではありません。同時に時には「協力」することで発展することもあります。


しかし「ランチェスターの法則」は、元々「戦争に勝つために」の理論ですから、「協力」関係を記述することは簡単ではありません。


以上の限界を理解したうえで、不利な戦いを勝ち抜くための戦略を「ランチェスターの法則」から考えていきましょう。


なんだか、「衝撃の映像はコマーシャルのあとで」のテレビ番組みたいですみません。



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この限界は、理解しておいてください。

【事業計画書14】「戦略」と「戦術」を区別しよう


【事業計画書13】どのように売るのか? で、トライアルは「不利な戦い」という話が出てきたので、きな臭い話ですみませんが、ちょっと戦争の話をしましょう。



ビジネスを戦争にたとえることに違和感を覚える方もいるかもしれませんが、しばらく我慢してください。もしかしたら、違和感を覚えてもらった方がよいのかもしれません(詳しくは「このブログを立ち上げた動機の1つ 」をどうぞ)。


タイトルにもあるように、「戦略」と「戦術」区別して考えないと、無駄な努力をしてしまいます。


よく耳にする言葉ですが、両方とも元々戦争で使われていた言葉です。


「戦略」とは、戦争に勝つために国家や軍司令官レベルで立てる計画であり、「戦術」とは、具体的な個々の戦場で敵を打ち負かすために使われる士官レベルの工夫と考えると分かり易いかもしれません。


当然、いくら「戦術」に磨きをかけても、「戦略」がなければ又は「戦略」が間違って違いれば、戦いには勝てません。正しい「戦略」に基づいていなければ、今あなたのしている努力は、全く無駄なものかもしれません。


では、特許翻訳者になるという不利な戦いを勝ち抜くための「戦略」を立てるには、どうすればよいでしょうか。



何かピンと閃きがあった人は、どうぞその閃きに従って行動してください。


でも私を含めて普通の人間は、腕組みして何時間考えようと思いつきそうにありません。


悲観することはありません。自分で思いつく必要は全くないんです。こういうときは「先人たちの知恵」を借りましょう。


次回の記事では「オペレーションズリサーチ」という先人の知恵をご紹介します。



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【事業計画書12】 商品をどのようにつくるのか? の続きです。


【事業計画書4】アイデアを整理しよう の、5番目の項目に進みましょう。



5.どのように売るのか? あなたの商品を顧客に知ってもらうにはどうすればよいのか検討します。



これは、ビジネスで言うところの「マーケティング」です。特に最終消費者に商品やサービスを提供するタイプの事業で特に重要になってきます。「B to C」型の事業とでも言っておきましょうか。


「B」は、ビジネス、「C」は消費者を表します。この場合は、例えばマスメディア等を使って、商品を「宣伝」することが、「マーケティング」となることもあります。


しかし、フリーランスの特許翻訳の場合は、「B to C」型というよりは、「B to B」型(会社と会社との取引)に近いかもしれません。【事業計画書11】 誰に売るのか? で検討したときに出てきた取引候補は、多くが会社や事業者だったと思います。ここでは、取引先を翻訳会社や特許事務所に限定して考えて見ます。


では、あなたの商品を顧客に知ってもらうにはどうすればよいのか。一般的には翻訳会社等のトライアルを受けることになるのでしょう。その場合、一般的には、以下のような経過をたどることが多いかもしれません。


1.翻訳会社が求人を出す

2.あなたが、その求人を見つける

3.あなたが、その求人に応募する

4.翻訳会社が、あなたの応募を認識する

5.翻訳会社が、トライアル受験を認める

6.あなたが、トライアルを受験する


これだと最初から翻訳会社が主導権を持っていて、あなたはいつも受身であることが分かります。そもそも翻訳会社が求人を出さなければ、何も始まりません。


これって、商品を売る方としては面白くないですよね。最初から不利な戦いを強いられている事になります。


なんとかできないですかね?



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