「【事業計画書16】弱者が強者に勝つための戦略その2 」の続きです。
今度は、「ランチェスターの法則」第2の法則について説明します。
第2の法則では、各部隊が互いの部隊配置等について正確に把握しており、相手に対して無駄のない適切な攻撃が可能であることを前提とします。
銃器、火砲、航空機が発達して一人が多数に対して攻撃することが可能となる戦闘をモデル化したものといえます。機関銃やミサイルを撃ちまくる近代的戦争のイメージですね。
そのような戦闘は、今度は以下の式で表されます。
戦闘力=武器性能比×(兵員数)×(兵員数)
第1の法則と似ていますが、兵員数が2乗されるという部分が異なっています。
例えば、A軍(強者)の兵員数が2名、B軍(弱者)の兵員数が1名で、武器性能が同じ場合、
A軍の戦闘力=1×2×2=4
B軍の戦闘力=1×1×1=1
となり、A軍が2対1で勝利する第1の法則と比べて、ここでは、A軍(強者)が4対1と圧倒的な勝利を収めることがわかります。
B軍がこのハンデを覆すのは大変です。このシナリオで、B軍(弱者)が勝利するためには、武器の性能をA軍の5倍にしなければなりません。
第1の法則の場合は、3倍の高性能化で勝てたのが、ここでは5倍まで武器性能を上げなければ太刀打ちできないということです。
つまり、弱者が強者に勝つために最も大切な戦略は、「武器性能」を上げることではなくて、第1法則が適用される戦場を選ぶことなのです。
もし第2法則が適用される戦場を選択してしまうと、いくら「武器性能」を上げても強者に有利な状況で戦うことになってしまいます。
第2の法則では、あなたの努力は報われない可能性が高いのです。
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