【専門知識習得のためのビジネス的手法 その4】特許翻訳ならニューバイオ?
【専門知識習得のためのビジネス的手法 その3】バイオ分野はどれくらい儲かるのか
の続きです。
前回では、バイオ製品(約1200社)の平成20年度の国内生産年間出荷額の合計は、約7兆2,624億円であり、1位「食品」(62.0%)、2位「医薬品・診断薬・医療用具」(12.8%)でした。
バイオ分野の特許翻訳をやっていると、案件の割合は「医薬品・診断薬・医療用具」が多いので、実感とかなり異なります。どうしてなのでしょうか。
この報告書には、下のようなグラフも用意されていました。このグラフでは、バイオ分野が、「ニューバイオテクノロジー」と「従来型バイオテクノロジー」の2つに分類されています。
このグラフによると、「ニューバイオ」といわれる分野の内訳が、一般的にイメージされるバイオテクノロジーの応用分野(医薬品・診断薬・医療用具等)に対応していると思われます。
この報告書では、ニューバイオには、次のような例が挙げられています。
・細胞融合技術
・動植物細胞培養技術
・染色体操作技術
・組織培養技術
・動物クローン技術
・組換えDNA技術
・固定化等特殊な培養技術(バイオリアクター等)
・生体模倣技術(生体材料等)
・生物学的な知識を利用した電子機器(センサー等)、解析機器、ソフト等の利用
一方で、従来型バイオ(オールドバイオとも言われます)には、次のような例が挙げられています。
・従来型の発酵技術、培養技術、変異処理技術等
・従来型の生物による環境汚染処理技術(活性汚泥処理、メタン発酵、コンポスト化処理等)
ちょっと分かり難いですが、要するに、従来型バイオは、味噌、しょうゆ、日本酒、ビールの製造など、微生物の培養の結果として起こる現象を利用するものを意図しているようです。
特許翻訳の専門分野として、ニューバイオを選ぶかオールドバイオを選ぶかで、学ぶべき内容が大きく変わってくるような気がします。
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