さて早いもので
前回4月に癌治療を
手術にすると
選択してから1カ月過ぎて
今日は手術前検査に行ってきました
まずは最初に放射線科へ
胸のレントゲン検査
続いて心電図をとった後
肺機能検査をします
マウスピースをくわえさせられ、
思い切り息を吸ったり吐いたりをして
肺活量等の測定です
自分の呼吸に合わせてモニターには
リアルタイムでグラフが現れるので
ちょっとしたゲーム感覚です
(ただ思い切り呼吸すると、ちょっと咳き込んだりクラクラするのはご愛敬)
途中血液検査を挟んで
今回は初めて眼科検診へ行きます
眼科ではひととおり現状の視力や視野を計測され
特に眼圧や網膜写真などを検査されます
これは前立腺手術にはどうしても手術中の体勢が
頭下がりになるそうなので
まれに眼圧の上昇があるそうです
(「頭に血が上る」という程ではないそうですが)
眼圧の上昇は緑内障患者には問題が発生しますので
そのための事前検査だそうです
自分の場合は
以前白内障と
黄斑上膜の手術をしていますが
緑内障は今のところ大丈夫みたいです
検査後眼科の先生に問診を受けたのですが
一応今回の手術には問題無いそうです
ただ手術後は
念のため(黄斑上膜の手術をしているだけに)
眼科の検査を受けるように
とのアドバイスでした
そして最後に
今回の事前検査の最大のハイライト
泌尿器科のて膀胱鏡検査です
この検査は
文字通り尿道内に内視鏡を挿入して
直接膀胱内や尿道を検査するものです
今回は直接I先生が担当してくれました
検査開始前に看護師さんが
今回の検査データーをモニターにアップしようとしますが
「アレェ?今日のイノさんの名前が出てきませんよぅ」
しかしさすがにI先生少しも騒がず
「まだデーターを送ってなかったかもしれないね」
と別のモニター前でキーボードをカチャカチャ
「あ?!出てきましたデテキマシタ」
看護師さんは素早くデーターをアップして準備してくれます
(お願いしますよI先生
ここまで来て検査は後日
なんて言わないでくださいよ)
まず検査室の横でズボンと下着を脱いで下半身を
フルオープンにさせられます
(一応バスタオルを1枚あてがわれるので
アソコの前はこれで隠して診察台へ移動です)
診察台は体が後方へ大きく傾斜して
両足を広げられた格好で固定
(これは5年前の最終検査時に
最後まで体内に残されていた膀胱のステント管を
尿管から抜き取る処置をした診察台と一緒です)
しかし自分のナニの先端から管を入れられるのは
何度経験してもこればっかりは
あまりいい感じのものではありません
診察台が傾いて処置をするI先生との間には
目隠しのカーテンが引かれて
後は天井しか見えません
できるだけ意識を楽にするようにと
意識しますが
どうしても敏感なところだけに
管が触れる度に悶絶してしまいます
するとカーテンの向こうで
合点したようなI先生の声がします
「結構尿管が
曲がりくねっているね
これを見ても是非(前立腺を)
取った方がいいよ」
それから何度か内視鏡を抜き差しして
移動して
その度にこっちは冷汗を垂らしながら
歯を食いしばって耐えるしかありません
(簡単な麻酔をお願いしたいところですが
それをすると大層な事になってしまうのは
容易に想像が出来ます)
最初の看護師さんが
「余裕があれば見えるようにしておきましょうか」
とわざわざ内視鏡のモニターを
こっちにも見えるように位置を修正してくれていたのですが
とてもそんなモニターを見る余裕なんてありはしません
ひたすら検査中
下半身の違和感と若干の疝痛に耐える時間でした
「ちょっと水入れるよ
少し膀胱が張って排尿感がたかまるけど
我慢してね」
(ン~これも地味に辛いです)
I先生の終了の言葉には
心底ホッとしました
管が抜かれる痛みも我慢が出来ます
検査後はすぐにそのまま排尿の検査がされます
普通に備え付けのトイレで排尿するだけですが
どんな仕掛けになっているのか分かりませんが
排尿開始のボタンを押してから事を済ますと
ちゃんと排尿の圧力等が計測されるそうです
これにて検査関係は全て終了
その後すぐにI先生から
今日の検査の総括
手術前の検査は全て問題無し
(まぁ根本的に問題があるんで
何も無かったら手術も必要ないんだけれどね)
ただ自分の尿管は相当ひねくれているそうで
I先生曰く
「へピンカーブみたいになってる」
(これは前回の手術の時から曲がっている上に
人より細いって言われてたし)
そういう意味からも
将来前立腺が肥大した時に
排尿困難になる可能性が高いので
摘出手術をした方が良い
との見解でした
(目的は別としても)
これにて7月の手術に向けて
基本的に全てゴーサインが出たわけで
後はカミさんを交えて
最終の手術説明を残すのみとなりました
(手術前の口腔ケアに歯医者に行かなくてはなりませんが)
そうこうしている内に
季節は進み
桜の季節はあっという間に過ぎて
日中は夏日を迎えるようになりました
こそっと迎えた
プロ野球の開幕も
既に40試合以上を経過してるのに
わがバファローズは苦悩しております
今年は先発投手の二人が抜け
それでなくとも投手のカードが少ないのに
春過ぎから軒並み主力投手が
離脱してしまい
かつての投手王国の見る影もありません
野手も昨年までの主力の選手が幾人も抜け
FAの西川選手も結果が出ず
これでは現在のBクラスも仕方ありません
昨日最下位に沈んでいるライオンズの松井監督が
早くも休養となってしまった報道がありましたが
そのライオンズに連敗したうちも
他人事ではないです
明日からは早くも交流戦になります
ここ連覇してきた3年は
ここから反転攻勢してきましたが
果たして今年はどうでしょうか
7月からはしばらく
球場へは行けなくなるので
6月は出来るだけ直接
出かけてみたいです
これはGWの神戸の試合
小雨模様のあいにくの天気でしたが
今年は京セラドームも同様
平日でもお客さんの入りが
昨年より多い気がします
6月からもう少し
打ち勝てる試合が増えることを祈ってます