さて
前回生涯二回目の
癌の宣告を受けたのですが
これから治療計画を進めなくてはなりません
前回でもあったように
前立腺がんの治療方法は
大別して三つ
手術して摘出するか
放射線による治療か
薬物治療(主にホルモン療法)か
そこで二週間ほど悩みました
手術はそんなに大変じゃないけれど
一週間から十日程の入院が必要
画像は配布冊子をお借りしました
(3~4時間程度のロボット支援腹腔鏡手術だそうですが
またあの手術室に行くのかと思うだけで憂鬱)
放射線は入院は必要ないけれど
ほぼ毎日外来へ通って
4週間程度通院が必要だそうです
(それはそれで長期間の通院が必要だし
放射線は体が辛いって聞くし)
「根治率はどのくらいなんですか?」
と尋ねると
I先生は
(相変わらず確定的なことは言いませんが)
「手術も放射線治療も根治率は同じくらい」
とのことでした
そういう意味では放射線治療も期待度が高いのですが
「もしも放射線治療をしても癌が完全になくならなかったとき
それから手術による摘出はできるのですか」
と質問したところ
「合併症の心配があるので手術は出来ない」
と言われました
手術も放射線治療も
その後に再発などがあった場合は
薬物療法になるそうです
手術か
放射線か
10日程の(経過が順調だという前提で)
入院か
2カ月ほどの通院か
う~~ん
悩みどころですねぇ
手術はやっぱりチョット怖いし
本音を言えば避けたい
それに術後の経過が良いかどうかは
やってみないと分からない
(既に前回経験済み)
手術は全摘出になるので
術後の尿漏れや勃起障害が必ずあると予想される
(これでもう生涯セッ●スは無理と宣言されたも同然)
放射線治療も
身体は楽でも
長期間の通院と
放射線の影響で
治療後の経緯は手術後とほぼ一緒だそうで
(こっちの治療でももう立たない)
もしも再発を心配すると
やっぱり手術した方が
その後の心配がいらなくなるかなぁ
治療経験者の方は
どうやって判断なさったのかな
幾つか症例者の話を訊くものの
やっぱり最終的には自分の判断でしか
ないようです
そこで先日
最終相談へ行ってまいりました
I先生には
手術を依頼しました
色々考察した結果
治療には100%はないのだから
それだったら予後に心配の種を残さないようにした方が
いいと考えたからです
以前癌が確定した時
今回の前立腺がんは前回の腎がんと関連性は
あるのかと聞いたところ
I先生は
「全く関連性は無い」
との事でした
腎がんの転移とかそういったものではなく
単独の癌疾患だという事だそうなので
ここでしっかり根治するようにしておかないと
変に残していたらいつまでも心配ばかりしなくては
ならないのはやめようと思ったからです
「あっさりスパッと切った方が
後は楽だよ」
という外科の先生の志向ではないですが
身体は少々
(手術で)辛くても
後が(精神的に)
楽な方が
いいと思ったからです
それは同時に
今回の前立腺がんが独立した癌疾患ならば
明らかに自分は癌体質だと思うので
今後の予防も考えておかなければいけないなと
思ったからでもあります
手術治療をすると決めたら
少し気が楽になりました
後は治療計画を進めるだけですからね
手術は7月の初旬にするとして
それまでに事前検査や
入院前準備を5月にする予定を決めて
これから進めていこうと思いますので
進展したら
またアップしていこうと思います
(ン~今回はいたって真面目で
オチが全然無いな)こんな時にオチを作ってどうする