お盆休みの後半。
天気はイマイチでしたが、予定どおり1泊ソロ旅行に出かけました。
行程は自分のやりたいメニュー(趣味)をすべて盛り込んだ自分的には贅沢な内容です。
【登山の巻】
まずは札幌から中山峠を越え豊浦町の昆布岳登山口へ。約15年ぶりですが見覚えのある風景です。
昆布岳はなだらかな山麓に上部が三角錐に屹立した独立峰的な山容で遠方からでも目立つ存在です。
登山道は、車も通れるほどの幅(もとは造林道?)の比較的緩やかな道が8合目付近まで続き、最後は見た目通りの急登となり、360度展望の頂きに導いてくれます。
単調な登山道で唯一目を惹くのが「めがね岩」と呼ばれる奇岩。以前登山道はこの空洞の中を抜けていましたが、崩壊の危険のため今は立ち入り禁止になっています。
3合目付近から登山道はガスに覆われ山頂からの眺望は絶望的でしたが、登山あるあるで山頂に出ると雲海が広がっていた的な望みを持ち、最後の急登を登りました。
しかし時折空は明るくなるものの直ぐに新たなガスが流れてきて、あるあるは起きませんでした。
GPSトラックログ(前半)
GPSトラックログ(後半)
【撮り鉄の巻】
下山後は豊浦しおさいの湯に立ち寄り、豊浦森林キャンプ場に向かいました。
その途中、キャンプ場近くのポイントで撮り鉄をしてみました。(室蘭本線 小幌~礼文)
お盆期間中運転の9021D「北斗91号」 4両編成での運転でした。
478Dは、旧国鉄一般気動車標準色をベースにしたアイヌ文化と馬産地をモチーフとしたH100系でした。
車内はすし詰め状態でおそらく秘境駅「小幌」にいくマニアや観光客だと思われます。
【キャンプの巻】
今日の宿泊場所は豊浦森林キャンプ場。キャンプをするのは、久方ぶりのこと。ツーリング用のテントの中身は出る前に確認して来ましたが、骨組みとなる2本のポールのうち1本のテンションコードが延びて使い物にならず.....
何とか1本で自立させ内部は少し窮屈ですが一晩を過ごすことができそうです。
テントを立てると特にすることもないので早々とビールをあけ、ガスコンロで焼き肉の開始です。
大半を占めるファミリーキャンパーの様子を肴に我がキャンプ歴を振り返りながら、思い出に浸りました。
【サイクリングの巻】
国道や鉄道の走行音で夜寝つきが悪く、朝は小雨が降っていました。
2日目は、サイクリングの予定ですが、どうも今日一日天気は芳しくないようです。
しかしここにいても仕方がないので朝ご飯を食べたら撤収し、あらかじめルート設定した真狩村に向かいました。
半ば諦めていましたが、いざ行ってみると曇り空ながらなんとかなりそうな感じなので、真狩村~留寿都村~ニセコ町にまたがる約40kmほどの丘陵ルートの走行を楽しみました。この日は風がほぼなく気温も高くならず、サイクリング環境としては申し分ありませんでした。
天気は今一つ優れなかったものの、やりたいことを全て実行できて、2024の夏の良い思い出となりました。夏はあと少し続くので思い出ももう少し増やせればと思います。