旭川出張の機会を利用して近郊の山を歩いてきました。
旭川には、2005~07と2018年度の通算4年間住んでいた時期があり、この間近郊の低山を随分スノーシューハイクしたものです。
今回は、前日飲み会のため早出ができず、札幌が大雪で自宅の除雪が待っているため、短時間登山が可能な山をセレクト。
江丹別峠から一等三角点の「冬路山」をピストンするルートです。
◆GPSトラックログ
登山口までの道中の旭川市江丹別地区から、たぶん冬路山方向と思われます。
江丹別峠には駐車場があり、9時過ぎには既に10台程の先客さん。軽く除雪をして駐車場所を確保しました。
この峠からは北方向の冬路山方面と南方向の鷹巣山(鷹泊山)の起点となっており、いずれもBCスキーに人気の山域のようです。ただスノーシューがいないわけではなく鷹巣山方向にシュートレースが付いていました。
私は、道路を横断しスノーシューで冬路山へ向かいます。
今日の雪の状態は先週の暖気による堅雪に10~15cm程度の軽い雪が載った状態でラッセルは楽です。
尾根にあがると眼下に幌加内方向の盆地と疎林でいかにもBCスキー向けの山々が望まれます。
中央やや左奥に見える白い峰は坊主山でしょうか。登頂意欲をそそられる姿です。
冬路山までは標高差が180mほどしかなく登山というよりスノーハイク的な感覚です。
いくつかある小ピークを巻き気味にルート取りしていくと早くも「冬路山」が現れた。
眺望は抜群ではないですが幌加内の盆地と対面の山並みが眺望できます。ちなみに幌加内はそば生産量日本一で盆地の雪面はそば畑が占めているのでしょう。
この山域は日本有数の極寒豪雪地帯。道内でもいち早くシーズンインするエリアで疎林で低山でもBCスキーは勿論、スノーシューハイクが楽しめる山が一杯あります。とりわけ純白の姿を見せていた坊主山が気になり、いつかアタックしてみたいところです。
来週は、久しぶりの本州山行。大学時代の友人との20年ぶりの再会も楽しみです。