学生の頃、街角で献血車を見かけたら献血してた時期があった。
 
あの頃は若き血潮は有り余っていたし、変な病気に罹っていないことをチェックできるし(決してチェックしなければならないことをしていたなんてことはない)、
看護師さんも若い男の無駄に滾った血液目当てなのか、若くて奇麗な人の比率が高かったような気がする(当社比)
 
それになんといっても、我が田舎であるみかん県――
世界に先駆けて蛇口からミカンジュースを出してみたり、炊き込みご飯を黄色に染めてみたりするみかんの王国では、献血後に血よりも濃いいと噂されたミカン果汁(推定200%ぐらい)を提供してくれたので、血なんて少々抜かれても即座に補充出来たのである(カロリー0理論でそんな気がしただけだが)
 
時は移り、みかんジュースはすっかりソフトになってしまい、最早血の補充には向かなくなってしまったが、男の純情をもてあそび血を抜き取っちゃうヴァンピレスはきっと健在だろから、久しぶりに行ってみようかなあ。