デバフを重ねがけしても、変化が乏しく違和感があったので、
調べてみたところ防御力低下系デバフの効果には、上限が設けられたようです。
今までのように防御力低下系のデバフを重ねがけしても、
対象の防御力は基本防御力の1/2までしか減らなくなりました。
※対象に防御力補正がない場合に限る
【実験】
防御力低下系デバフを重ねがけして、DEFの変化を見る。
<主な防御力低下系デバフ>
・ヘックス(キュービック/アーマーデストラクション) : DEF-23% (ダメージ約1.2987倍)
・カーズオブアビス : DEF-30% (ダメージ約1.4286倍)
・デイオブドゥーム : DEF-50% (ダメージ2倍)
・カースシェード : DEF-10% (ダメージ1.1111倍)
・アサルトアタック : DEF-44% (ダメージ約1.7857倍)
・マークオブルミ (Lv2) :DEF-15% (ダメージ約1.1765倍)
以下のSSはタートルマスター(DEF638)にDODとその他デバフを重ねがけしたときのDEFの変化。
計算上、DOD+アーマーデストラクション+マークオブルミ+アサルトアタックを重ねがけしたときの効果は、DEF-81.674% (ダメージ5.457倍)となるはずだが、
実際はDOD単独の場合からDEFは下がらず、効果は-50% (ダメージ2倍)までとなっている。
しかし、デバフそのものの効果が打ち消されているわけではなく、
DODであれば、攻撃力低下や、移動速度低下の効果は反映されているため、無駄というわけではない。
現状、補正のない相手にはアサルトアタック+マークオブルミorアーマーデストラクションで、
DEF低下の上限に引っかかってしまうので、
レイドボスなどには、過去のデバフに固執しなくてもよさそうである。
追記:
防御力補正とは、ターゲットウィンドウに表示されている
"重/軽装備"や、"防御力やや高め"などのことを指す。
例えば、"防御力やや高め"の敵は、基本防御力+10%となっている。
この様な敵に対しては、DEF低下デバフの重ねがけの効果は、最大-54.54%まで適用される(ダメージ2.2倍)
"防御力高め"の敵に対しては、最大-65.75%まで適用される(ダメージ約2.92倍)
逆に、"防御力やや低め"の敵は基本防御力約-17% (ダメージ約1.205倍)となっており、
"軽装備"も同様の効果があり、"やや低め"とあわせた二つの防御力補正を持つ敵の場合、
DEF低下デバフの重ねがけの効果は、最大-29,1%(ダメージ約1.41倍)までしか適用されない。
要するに、防御力補正のある相手には、遠慮なくDEF低下デバフをぶっぱなせばいいわけである。
また、近接/遠距離耐性低下や武器/種族弱点攻撃の類は、DEF低下重ねがけのルールに影響はない。