世界から猫が消えたなら / 川村元気 | ◇◇... act イラストフリー素材blog

◇◇... act イラストフリー素材blog

イラストACをメインに活動している絵描きのブログ️


借りるだけなら週に何冊も本を借ります( ̄▽ ̄)。

その中で読み切るものもあれば、

講義間の合間にぱらぱらっと読んで

即返却なんてことも常。


ブログのbooksのカテゴリーの

過去記事をみるとわかるけど、

私は表紙に惹かれたり、

作家さんで選んだり。でも今回は全く!

なんで手にとったか覚えてない、

返却棚からなんとなく選んだ一冊(笑)。

多分、題名すら見ずに手にとりましたね。


この本を実習に向かうバスの中で

読んでたんですけど、友人に何読んでるの、と問われて

表紙を見せると、

「あー!それ読んだ!

セカオワの◯◯くんが紹介してた本だもん!」

※セカオワ(SEKAI NO OWARI)・・・2011年にメジャーデビューを果たした日本の4人組バンド。


と、言われて。

世界、、、、なるほど、と思いつつ、

面白いよと言われて一気に読み切りました(笑)。

友人は文庫化を待っているそうでした。

この本は2012年発行。

そうやって言われてみれば、この表紙、

ずいぶん前にダ ヴィンチ(本の雑誌?)を読んだ時

この本見たことあったような、、と思った。


~~~


【人間は何も失わずに何かを得ようとする。

それならまだいい。

いまは、何も失わずに、

何もかも手に入れたい人ばかりだという。

でもそれは奪う行為に他ならない。

誰かが得ているそのときに、誰かが失っている。

誰かの幸せは、誰かの不幸の上に成り立っているのだ。】

…本文より引用

「世界から猫が消えたなら」  川村 元気


~~~

表紙は世界から猫が消えたら、と

仮定がしてありますが。

この本の中では猫だけが失われる対象に

なっていないんですね

最初に目次をみたときも

どんなストーリーなんだろうって

とっても気になりました┏( ^o^)┛!

私たちはあらゆるものを生産消費する。

その中で、それがないと本当に生きていけないというものが

いくつあるだろう、て。

だけど、

なくなって困るか困らないかって

同じものであっても人それぞれ。

わたしにとって価値が感じられなくても、

誰かにとっては命にも変え難いものかもしれない。



大切なもの。

自分が死んでしまうとき、とか

失ってはじめてわかる、、とか

絶対いやだ(T_T)!!

気づける自分でいたいです◎!




【この本のあらすじーAmasonより引用】
(省略)
世界はどう変化し、人は何を得て、何を失うのか。
30歳郵便配達員。余命あとわずか。
陽気な悪魔が僕の周りにあるものと引き換えに
一日の命を与える。
僕と猫と陽気な悪魔の摩訶不思議な7日間がはじまったーーー

消してみることで、価値が生まれる。
失うことで、大切さがわかる。
感動的、人生哲学者エンタテインメント。


【川村元気さん略歴ー本書より引用】

1979年生まれ。映画プロデューサーとして「電車男」「告白」「悪人」「モテキ」「おおかみこどもの雨と雪」などを製作。2010年、米The Hollywood Reporter誌の「Next Generation Asia 2010」に選出され、2011年には優れた映画製作者に贈られる「藤本賞」を市場最年少で受賞。現在Casa BRUTUS誌にて「Tinny ふうせんいぬティニー」を連載中。本書が初の著作。


おわり☆



Candyからの投稿