思考の整理学 / 外山滋比古 | ◇◇... act イラストフリー素材blog

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忘れられるのは、さほど価値のないことがらである。


すくなくとも、本人の心の奥深いところで


そう考えているものは忘れるともなく忘れてしまう。


いかに些細なことでも、興味関心のあることは


決して忘れたりはしない


忘れるとは、この価値の区別、判断である。】



【少し考えて、うまくいかないと、あきらめてしまう。


これでは本当にいい考えは浮かんでこない。


もうだめだ、と半ばあきらめたところで、


なお、投げないで考え続けていると、


すばらしい着想が得られる。 】



自分だけの"ことわざ"のようなものをこしらえて、


それによって、自己の経験と知見、思考を統率させるのである。


そうして生れる"ことわざ"が相互に関連性をもつとき、


その人の思考は体系をつくる方向に進む。】




思考の整理学」 外山滋比古さん


――本文より抜粋


◇◇... happy happy


読書の秋~!でもなかなかいい本に出会えない( ´(ェ)`)


図書館でふと手にしたこの本音譜


3分の2くらい読んだ後に気づいた。


思考の整理とか一番苦手ってこと(゚_゚i)。


だから無意識に手にとったのかな?(笑)


私の場合、


考えをまとめるって理屈でわかっててもなかなかできませんあせる


やはり、自分の考えていることを


順序立ててわかりやすく話せる人ってすごいと思いますo(^-^)o


この本、話の区切りが見開き3pごとなので、


ちょっとした時間に読めてとてもよかったです(‐^▽^‐)ラブラブ


実践できる簡単なことも書いてあって、勉強になりました。。


もう一回ちゃんと読みたいと思える本です。



 

 



【この本のあらすじ】


アイディアが軽やかに離陸し、思考がのびのびと大空を駆けるには?

自らの体験に則し、独自の思考のエッセンスを明快に開陳する、恰好の入門書。


外山 滋比古 さん略歴】

1923年生まれ。東京文理科大学英文科卒業。

『英語青年』編集長を経て、東京教育大学、お茶の水女子大学で教鞭を執る。

お茶の水女子大学名誉教授。専攻の英文学に始まり、エディターシップ、

思考、日本語論などの分野で、独創的な仕事を続けている。

『思考の整理学』『読みの整理学』『ことわざの論理』『知的創造のヒント』

『ライフワークの思想』『アイディアのレッスン』『異本論』『忘却の整理学』など。

<あらすじ・略歴引用>http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480020475/



1986年に書かれたとは思えないほど現代的です。読んでみてくださいね!