ヤクルト・村中恭兵投手(22)が26日、奪三振王のタイトルに意欲を見せた。27日の広島戦(神宮)で後半戦の開幕投手に抜てきされる左腕は「まずはチームが勝つことだが、結果としてタイトルが取れたらいいですね」と、5年目の初戴冠を見据えた。
前半戦終了時で102奪三振は、116個の広島・前田健に次ぐ2位。
奪三振率8・94は、2位の巨人・東野(8・03)を引き離して1位だ。「長い回を投げて、勝てるピッチングをしないと数は増えないですからね」。6勝(7敗)はチームトップタイ。先発の柱として役割を果たせれば、三振は自然と積み重なる。
ヤクルトの奪三振王は、00年の石井一(現西武)以来出ていない。「まだまだCSも分からないですから。ゲームには無心で臨みたい」。まずは本拠地から、奪三振ショーのスタートだ。
ヤクルト・村中が26日、27日の広島との後半開幕戦(神宮)に先発する。開幕から先発ローテを守り、前半戦は6勝7敗。プロ5年目で初の2けた勝利も見えているが「数字よりも、1年間ローテーションをしっかり守ってチームに貢献することが、一番のテーマです」と“フル稼働”を念頭に置いた。
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