炉辺にて 第2夜
  妖精の国🧚‍♀️アイルランド

 おんじのチーズ作り実演会
「どれだけかき混ぜるんですの?」「まだまだじゃよぉー🌀」「おじいさん ステキ⤴️」

 産業革命以前 外部とほとんど交流がなかった村には 語りのエキスパート《フェアリー・ドクター》がいた
 パブや宿屋の暖炉🔥のまわりで 人々を愉しませる語り部であり…
紡ぎだした物語には 過去の知識と知恵がたっぷり詰め込まれ 実用に役立つ知として 村で共有された
 民話は フェアリードクターによって柔軟に形を変えて語られ 共同体に生じた歪みを矯正する働きを果たしていた

👇ドイツ事情~ゲルマン民族の伝統のため集めたグリム童話=フランス産だった🙊 フランスは元ガリア(ケルト)だから←それこそケルト系統の民話かも⁉️

 アイルランド辺境の民間療法の例🍜 お産の床にある女性が精神的に不安定になると すでに妖精に連れ去られたと信じられた➡️まずは医者➡️ダメナラ神父が祈祷➡️ソレデモダメナラフェアリードクターが呪文とオートミール使って治療
オスカー・ワイルドの両親による『アイルランドの古い伝説・呪い・迷信』の2巻にある フェアリードクターの民間療法を列挙する章~ちょっと見てみたい📖
 ワイルド家もアイルランドの一族 父のワイルド卿は自分の足で アイルランドの地元の人たちから民話や民間療法の迷信を収集
 母のワイルド夫人は文芸復興運動に深く関わっていた
↗️サンリオのノームの📒ノート 右頁にもれなくノームがついてます💟

妖精✴人間社会と妖精の土地の 境界領域にたち現れて 人々の生活を脅かす恐ろしい存在だったが…
1890年代 アイルランド文芸復興運動により
 目に見えない 👄口伝の世界
妖精は収集され 📝活字化
 アイルランドを表すキャラクターに
キャラクター化された妖精たち
 宝物を隠しているイタズラ好きなレプラコーンとか👻🎵
  怖くない…🌠
 元の妖精の生命力 失われた…
オマケ 活発でおもしろいクララのお祖母さま

 ラフカディオ・ハーンも父方がアイルランド
 見馴れない様子の日本を 皆フェアリーランドと呼ぶ と書いています  妖精の国🧚‍♂️日本~
『ケルトの薄明』を書いたアイルランドの詩人イェイツ🙉イエ~イ🎶 メモによると秘密結社《ゴールデンドーン》の会員だったのね  神秘学を研究してた《黄金の暁会ゴールデンドーン》❇ワクワク🙉
 この時代 村の女性たちが乳母として 中,上流階級の子供たちにつけられる➡️寝かしつけるのに村に伝わる民話を語る➡️大きくなった子供たちが影響うけて 作家になったりして活字化 
 ウィリアム・バトラー・イェイツのばあやは 特に優れた語り部で(たぶんフェアリードクター)多くの物語を知っており🌿🌿🌿 イェイツは幼少期 大量の妖精譚を聞くことができたらしい

ペーターの家に クララのお祖母さまが訪問
 他にもジョナサン・スウィフト レ・ファニュ ブラム・ストーカー ロード・ダンセイニ…
 アイルランド系のゴシックやファンタジーな作家は多い🙉🙉🙉

『妖精のアイルランド「取り替え子チェンジリングの文学史』
下楠昌哉著  平凡社新書

🙆ホビットガイッパイ🙆