ふたりが「さいごの憩」館のある 裂け谷の谷間の川岸に ようやくたどり着いたのは 5月一日のことでした──
その時も夕方で ふたりの子馬は疲れ… けわしい山道を下っていくと😞😞  
草地に出るが早いか 昔と同じに どっとエルフが 歌い始める🎵
↑湖の浅い水底に伸びた竜スマウグのむくろ
小さきものの価値
財宝よりも美しいもの
戻っておいで❗
伝説の世界から 日常へ
外の世界での悩みや 勝利から 目を離して
中つ国の北部の王国に 平和がもたらされたことは 大変重要だが…
裂け谷のエルフたちは 皆《上カミのエルフ》
無情な時代の変遷を 何度も見てきたし これからも目にする
 不死の者として ものごとを見ているエルフ族
生命に限りある者たちの王国の衰退を まるで大したことでないように話せる
裂け谷=伝説的世界と日常的世界の境界
 裂け谷こそ 竜の病を「本当に」治してくれる場所
 ─それから谷間のエルフ達が 姿を現して ふたりをにぎやかに迎え 川を渡ってエルロンドの館に導きました─

 ひとつき早く掲載していますが 2人の山越えで また間が空きました🌿

トールキンのホビットを探して
コリー・オルセン著
川上純子訳 角川学芸出版

🙆ホビットガイッパイ🙆