スマウグの死…


 ⊂⊂雲がよりつどう時⊃⊃

 「スマウグはどこだ❓️」
一堂は からすが丘の見張り場に避難していましたが あれきり竜🐲の気配も感じませんでした
 その昔 はなれ山のドワーフ達と仲良くしていた大ガラス達の長 カークの息子のロアークがやって来て 何が起こっているのか教えてくれます
 竜🐲はエスガロスの人たちと闘って死んだこと
 宝の守り手が死んだ知らせが遠く広くに及んで 寄り集い来る者たちが沢山いること
 すでにエルフの大軍がさしかかっている🧝‍♂️🧝‍♂️🧝‍♂️🧝‍♂️🧝‍♂️
 大勢を殺され まちを滅ぼされたエスガロスの人たちは スロールの宝で償いを望んでいる💸💸💸 といったことです
↓153才!
竜の来る前は ドワーフと人間とエルフと動物が 仲良く暮らしていた
「今こそ 知恵をふるって 方針を立てなければなりますまい」

 “苦しみを乗り越えて昔の王国を再建する” 古い歌の予言
 湖の町の頭領を決して信じず    竜を射殺したバルドを信じるように‥ ロアークは懇切丁寧な助言をしてくれますが……

 ↓スロールの財宝に群がる人々
(エルフ王の軍はこの頃 バルドからの要請で 湖の岸に寄り道しています)
↑スマウグのようになりつつあるトーリン 既に攻撃👊💣️されたと感じて迎撃準備に入る
 トーリンは怒り💢😠💢 ロアークの配下に くろがね山のいとこのダインへの 援軍要請の急使を頼みます


 ビルボは竜🐲が死んだ以上 冒険は終わったのだ と思っていました
 伝統的なおとぎ話に則って ここでメデタシメデタシと終わらせることも出来たはずですが…
 トールキンの作品は
人間の苦しみという現実を描いて 勧善懲悪の喜びを抑制する

 ビルボは引き続き ドワーフ達に付き合うハメに😥
 ドワーフ達は 忙しく工事にいそしんで🚧🔨🔨 唯一の入り口である表門🏯の防備を固めました
 4日後 エルフと湖の町の人々からなる大軍が はなれ山にやって来ます
 人々は ドワーフ達が生きているのに驚き いったんさがります
 翌朝🌄 代表してバルドが槍組の1隊とともに 交渉にやって来ました
 トーリンは態度をひたすら硬化
😡😡にらみ合いになります😠😠
トーリンも強硬ですが すぐ後に来たエスガロス&エルフ森の使者もまた高飛車で…💧

 こうして何日も 膠着状態
 収拾がつかない事態に😱
ほぼ全員が すっかり竜の病に 取り憑かれてしまっている!🐲

 🐲竜には 一度掴んだら離さない性質があり 🐲竜の病もまた 一度かかると なかなか治らない

 「どこもかも 竜のひどいにおいが 残っている❗」
ビルボは ひそかにこぼしました 

トールキンのホビットを探して
コリー・オルセン著
川上純子訳 角川学芸出版

🙆ホビットガイッパイ🙆