父を空港まで見送ったけれど…
ほとんど話すことができず×
しまいには
『お父さんは、結局ちからになれないよ』
なんて言ってしまって
半分本音で、半分のウソ
そのあと…
1度、なにも言わず
空港をあとにしようとしました#
でも、ウソをついた半分の自分が
その足を止めさせて
『 ごめんね 』
検査で並んでいた父に
そう言うことができました
昨日から何もする気になれず
話すことさえも億劫で
自分の部屋から出たのは3回だけ
両親も、周りの人も巻き込んで
闘って苦しんでると
痛いほどに分かっていて…
だから、がんばらなくちゃって
そう思う気持ちと
逃げたいと、ここから離れたいと
そう思う自分との綱引き
『 当面、こっちに来てみるか? 』
その言葉を、言って欲しかったのかな…
父は結局、その言葉を口にしないまま
発ってしまいました≠
いまは、空港から帰る車の中
父と別れる直前、別れてすぐ
涙が込み上げてきたけれど
結局、それが流れることは
ありませんでした×
母が戻ってきてから、
父とも話せなかったけれど
なんだかんだ言って
支えだったんだよね…
これから、どうしよう(苦笑)
逃げちゃダメだ
逃げちゃダメだ
逃げちゃダメだ
逃げちゃダメだ
逃げちゃダメだ
シンジみたいに強くなれるかな…
(エヴァ参照)
家に帰りたくないなぁ…
繰り返したくはないけれど
いまは、今だけは
少し…逃げたいかもしれない
お父さん、ごめんね
笑顔で見送りたかったんだけどな≠
車で1人、泣いてるわたし
窓ガラスを打つ雨も
空の涙なのかもしれません