今日は職場の人が出演している演劇を見て来ました。
http://www.lipss.info/

急がば回れ♪

もっとも、職場の人はここの所属では無いのですが。
※名前のある役で出演&殺陣担当。

去年の秋に生まれて初めて見たリアルのお笑いライブ。

今年の春に生まれて初めて見たリアルのBARでのライブ&居酒屋での独り呑み。
それに引き続いて、私が初めて見たリアルの演劇。

題材自体は分かり易いのですが、見ると簡単では無い、そんな劇でした。
個人的にミュージカル調はちょっと苦手なのですが、殺陣がとても良かったです。
そりゃあ、演劇を頑張りたいって思うよなぁ…って感じましたね。

途中まではあまり泣かないかな…って思っていたのですが、2度ほどウルっと来てしまいました。
日曜日までの公演で内容は書けないので、この辺りで。

‎2時間後…
なでしこJAPANは最後の闘いを迎えます。
試合終了直前に目覚まし掛けようかちょっとだけ迷ってます^^;

2011年になでしこが世界チャンピオンになった時、盛んに佐々木則夫監督も称賛対象として採り上げられました。
選手の人心掌握、澤さんを中心とした選手への完全たる信頼感。
実業団の監督から全日本女子の監督となり、それまでの考え方で臨んでもなかなか思う様な効果を得る事は出来ず。
考え方を変える事により少しずつ効果を挙げていきました。

今回のオリンピック、南アフリカ戦にて、途中から監督は引き分けの指示を選手に出しました。
恐らく、試合前からその指示を出すプランも考えていたでしょうし、今では自動的にミーティングをしているであろう選手も、引き分け狙いの指示が出る事も頭にあったに違いありません。
それは、メンバーを大幅に入れ替えたスタメンのラインナップからも読みとれたでしょう。

勝つ為にプレイしている選手の中には、当然点数を取る事が目標の1つとなっている場合もあり、その中で引き分けを狙う事に対して忸怩たる思いをした人もいたでしょう。
控えの選手は特に、こういった場で好調をアピールしたかった人もいたかもしれませんが、なでしこの選手達はしっかりとその指示に応え、戦略通りに引き分けました。

監督は迷ったんだと思います。
この後、会見でどう答えるか。
でも、監督は、「どう答えれば選手にとって動揺が最も少なくて済むだろうか」という事を主眼に、というよりそれだけを考えていたに違いないのです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120801-01104667-gekisaka-socc
記者からは意地悪な質問が飛びます。
「2位通過という結果以外の収穫は?」
「後半12分に投入した川澄への指示は?」
「準々決勝の会場はなぜグラスゴーではなく、カーディフがいいと思ったのか? 観客はゴールやエンターテインメントを求めているが?」

その中でも監督は、まずは選手を褒め、選手を労り…
ゴールを挙げられなかった、つまり引き分けの指示を出した事に対しては、自分自身の責任だと言い切りました。

この会見の場で自分自身が指示を出したとはっきりと言う事が、選手にとって最も動揺が少なく良い準備が出来るであろうと判断したからだと思いますが、実際の上司や社長、「責任を取る」と言っている人の中で、果たして実際にこうやって部下の為に言える人がどれぐらいいるのでしょうか。
多くの人は、他人の責任にして逃れようとします。
それは、多くの人が先の事を考えるからです。

先の事を考えて保身に走る人間に、部下からの信頼は決して得られません。

その後の展開は皆さんもご存じの通り、相性の良いブラジルには快勝。
そしてフランスには終盤に猛攻を受けながらも何とか凌ぎ切り勝利
これから決勝を迎えます。
監督含め、闘っている全員の目論見は当たり前ですが正しかったのです。

ブラジル戦に快勝した際、宮間選手は踏み込みたく無い話題も口にしてくれました。

http://headlines.yahoo.co.jp/
hl?a=20120805-00000010-dal-socc


「あまり話題にしたくなく、選手間でも口にするのがためらわれたことですが、南ア戦で監督はすべてのことを背負ってくれた。ノリさんの思いを無駄にはしたくなかった」

言葉で言わずとも態度で示せば、現場は必ずそれに応えようとし、そしてそれは強い絆となるのだと改めて感じさせる出来事でした。

気持ちだけでは難しい事もあるかもしれませんが、今回はなでしこは結果を出してます^^
決勝戦はひょっとしたら惨敗もあり得るかもしれませんが、それでもこの話を知る事が出来ただけでも、私は十分だと思ってます。

この言葉を言った宮間さんも、そして言わせた佐々木監督も、どちらもカッコ良い!!
起きて勝ったら泣いちゃいそうだから、寝ておくか・・・
日曜日。
今日も相変わらず晴れていた。
この時期は雨が降らないのだろうか。
去年も雨に降られた記憶は無い。

ジャケット着て来たの、失敗だったかなぁ…

更に、ちょっと首も痛いのよね…
凄く寝易いんだけど、ちょっと枕が高いかなぁ…

なーんて思いつつ、朝食の場へと向かうと、
そこに森西君の姿は無かった。

流石に朝食を摂らないという選択肢は無いだろうから、
早めに摂ったのだろうと考えつつ、朝食もほどほどに会場へと向かう。


準決勝に進んだ選手は既に会場入りしていたが、
3選手のリラックスしている姿を見て、
自分自身をコントロールする事が出来るのは流石だな…と思って見ていた。

向かって左側から、予選1位のヤコブ、3位の森西君。
以下5位の條さん、7位、9位の人と続き、
向かって右側の机には、2位のヤン、4位のシュナイダーと続き、
4番目には楠井さんが座っていた。

それから暫く離れた位置に数十の椅子があり、
そこに記者や予選敗退の人等の荷物が置いてある。
やや遅れて到着した予選敗退の日本勢は、
1列目には座れず、2列目に陣取る事となった。

肝心の選手達は比較的リラックス。
準決勝開始前に全選手に握手をしに回る選手もおり、
それが逆に、準決勝が近づいている事の自己主張にもなっていた。

程無くして、予選1位のヤコブから準決勝の問題を解き始めた。
58分残しの状態から時間差でスタートし、
森西君は約56分、條さんは約53分、
楠井さんは約52分の状態からそれぞれ時差スタート。
残り50分ちょうど、予選10位の人が解き始めたのを見て、
後ろの日本人応援団は…

既に返して貰っているラウンドの問題を解き始める。

…暇なの^^;

時間の制約が無いと結構簡単に解くヒントが見つかるのよね…
そしてまた、解くヒントが見つかる度にちょっと悲しくなるのよね…

去年の準決勝は、問題が簡単で完全なスピード勝負。
25分ぐらい時間を残したケースもあったのだが、
今年の問題は難易度が上がった事もあり、
準決勝も時間が少なくならないとFinish宣言は出ないのだろうな…と思っていた。

しかし、その時は突然やって来る。


残り時間が20分の段階で、私はまだ数独の問題を解いていた。
しかし、隣に座っていた日本人選手から…

「ヤン、終わったみたいですよ」との声が。
え?と思い、目線を上にすると…
予選2位通過のヤンが、全ての問題を終えているではないか。

まだ20分も残っている。
つまり、36分でヤンは問題を解き終えたのだ。
カメラマンもヤンを取り囲み、写真を撮っている。

この時私は、「今年も準決勝の問題は簡単だったのか…
森西君、スピード勝負なんだから早く手を挙げろ!」
…と、考えていた。
早く挙げてくれないと、予選トップのヤコブがいつ手を挙げるか分からない…
このままでは、今年も去年と同じ決勝になってしまう…と。

勝手に切羽詰まった気持ちになった私は、
もう既に、予選の最後まで目線を下にする事は出来なくなっていた。
食い入る様に、前の闘いを見つめる。

しかし、そこから次の人の手がなかなか挙がらない。
残り18分…残り15分…残り12分…

これ、去年みたいに簡単な問題じゃ無いな??

それに気付いた瞬間、準決勝でのヤンの人間技とは思えないパフォーマンスに、
決勝に行けても苦しい戦いになるなぁ…と考えていた。

目線を左右に動かし続けていた私。
そこに変化が訪れたのは、残り8分を切る直前であった。


残り8分2秒。
手を挙げたのは…森西君だった。

その瞬間の自分自身に対する気持ちの高ぶりは、恐らく暫くは忘れないであろう。
思わず小声で「来た!」って叫んでいた。

そこから20秒後にヤコブが終了宣言。
更に予選6位の人が5分残し、楠井さんが2秒残しで終了宣言をして、
58分間の準決勝が終わった。

このままではヤコブの連覇は途絶える。
森西君がヤコブに割って入るのか…と思いつつ、ドキドキしながら集計を待っていた。

すると、別の日本人選手から、「波乱が起きましたよ…」との一言が。

え?と思い、集計中の紙を後ろから覗き見る。
そこには、こう書かれていた。

ヤコブ:2nd
ヤン:4th
森西君:1st
(以下略)

暫く凝視して、やがて意味を理解した。

20分前に終了宣言をしたヤンが、解答を間違えているのだ。
全問正解した3人に抜かれ(楠井さんは別の問題を間違えていました)
4位と書かれていた。

それから正式に発表があり、
森西君が1位、ヤコブが2位で準決勝を通過した事が伝えられた。

ヤンは、初日に森西君がやった事と同じ過ち…
つまり、81マスの中で1つの数字だけを書き間違えていた。

パズルを解く力に関して、準決勝の問題だけで言えば、
ヤンが最も、しかもダントツで高かったと言えるだろう。
しかし、人が書き込む以上、勝負は何が起こるか分からないのである。

改めて、勝負は水物だと痛感させられる出来事であった。


決勝は、解く問題を選択して2人で同時に解き始める。
最初に2問普通の数独を2人で解いた後、
数独をベースにしたバラエティ数独8問の中から、

準決勝1位通過者が解く1問と解かない1問を設定。
→準決勝2位通過者が、残った6問から解く1問と解かない1問を設定。
これを2度繰り返して、8問のうち4問を解く。
つまり、合計6問の勝負である
(この辺りうろ覚えなんですよね…合ってるのかしら?^^;)

しかし、決勝は北京時間で15時から。
私は日本チームの中で唯一、日曜日に日本へと帰らなければならず、
その飛行機が飛び立つのが17時30分。
空港へは車で1時間半掛かるので、どうやっても見る事は出来ない。

とても名残惜しかったが、6位に入賞した楠井さんに、
頃合いになったら電話するから。
と伝えて、私は泣く泣く日本チームと離れて、北京空港へと向かった。


北京空港で搭乗手続きを待っていた私は、
16時になり、頃合いかと思い、楠井さんに電話を掛けた。

「今丁度終わったところで」と言われ、
その直後に「優勝しましたよ!」という楠井さんの声を聞いた。

決勝は、最初の普通の数独に絶対の自信を持っていた筈のヤコブが、
2問で森西君より2分も解く時間が遅くなってしまい、
更にそれが影響したのか、森西君が選んだ3問目の幾何学数独で、
10分近く時間を掛けてしまう大失敗っぷり。

その後、森西君も一度解答中の問題を全消ししたりして、
徐々にヤコブに差を詰められたものの、
結局は1問差をつけて、ヤコブに勝利したそうだ。

森西君本人は、大会前のインタビューで
記者相手に英語が通じなかった事を気にかけていたらしく、
『「これからもっと英語を勉強しなくちゃ」って言っていましたよ。』

…って言っていた楠井さんの嬉しさが、
電話越しにとてもよく伝わって来ていた。

その話を聞き終えた私は、
嬉しさのあまり、涙が出ない様に必死にこらえていた。

http://sankei.jp.msn.com/life/news/120520/trd12052020400020-n1.htm


その後の記事は、皆さんもご確認の通りである。
正直、私はここまで記事になるのか…と驚いてもいる。

去年、こんなに記事になってたかな…^^;

ともかく、森西君はこれで世界のトップになった。
名誉だけのWPCやWSCではなく、賞金の出る大会なのだから、
ある意味前者より凄いだろうと個人的には思う。

これからは海外からの注目も高まるのかもしれないが、
まだまだ20代前半だし、少なくとも数独に関しては、
これからも世界トップクラスであり続けて欲しいと願わずにはいられない。

そして、今度こそは、
決勝の舞台で優勝する森西君の姿を見たい。
そういう意味では、新たな目標が出来たと言えなくも無いのだろうか。

森西君、おめでとうさん^^

【第2回北京数独選手権編・完】
月曜日の午前中からある仕事の為に、
一足先に北京空港で搭乗手続きを待っていた私は、
頃合いかと思い、とある人に電話を掛けた。

「今丁度終わったところで」と言われ、
その直後に「優勝しましたよ!」という声が電話越しに聞こえてきた瞬間、
涙が出そうになる所をグッとこらえた。

それぐらい、嬉しかった…


第1回北京数独大会が行われてからちょうど一年。
今年も競馬界ではオークスが行われる週に、第2回北京数独大会が開催された。

私にも一応の目標はあったが、それよりも自分の興味は、
最初から日本人選手が優勝するのか否かの方により注がれていた。
何故なら、去年からその予兆はあったからだ。

去年の大会で、優勝候補と目されていたチェコのヤコブ、ポーランドのヤン、
そしてアメリカのシュナイダーと互角の闘いを演じた森西君。
その大会以降、パズルに関してはややスランプ気味な雰囲気もあったが、
今の所は最も実力を発揮できるであろうこの場であれば、
再度優勝争いを演じてもおかしくないと感じていたし、
その為に私もついて行ったという思いは当然持っていた。

そして迎えた本番。
前回と比較して明らかに難易度が上がっているであろう問題に、
私も勿論含めて他の選手が苦戦する中で、
この4人だけは異常な解きっぷりを見せていた。

10人が準決勝に進む事が出来る中で、
5位以降はラウンド毎に得意不得意から上下していくのだが、
上位4人は、4人の中での順位変動こそあれ、
5位以降をラウンド毎に引き離して行った。

やがて、その4人にも徐々に序列が生まれていく。

去年優勝したチェコのヤコブと森西君が抜け出し、
やや離れた位置に、去年準優勝のポーランドのヤンとアメリカのシュナイダーが追いかける。

ヤンとシュナイダーを引き離して行くその姿に少しの嫉妬を抱きつつも、
優勝して貰いたい気持ちも当然持ち合わせていた私は、
他の人があまりコミュニケーションを取らない中(もちろん森西君を気遣っての事)
ラウンド間に森西君とも適度にコミュニケーションを取ったりもしていた。

しかし、それが裏目に出てしまう。

午後の第6ラウンド。
私が最もハマったこのラウンドで、森西君は11分残してFinish宣言をした。
Finish宣言をすると、もし間違いが無い場合に、
満点+ボーナス点で、1分残りにつき3点が加算される。
つまり、11分残しの場合はボーナスで33点が追加される訳で、
これはトップに浮上するな…と私は半ば確信していた。

しかし、彼は1問だけ間違いを犯していた。
しかもそれは破綻などでは無く、81マス中たった1数字の書き間違い。
書き間違いは確率こそ低いものの、
人間が数字を書いている以上全員に襲う可能性のあるもので、
それがよりによって11分残しで終了宣言をした時にあったのである。

第7ラウンド終了時、第6ラウンドまでの途中経過が出ていたが、
森西君は2位のままだった。
すぐに、何かの問題で書き間違いがあったと悟った彼は、
その後、第8ラウンドもやや精彩を欠いてしまう。
(とはいえ、私より数倍早いんですよww)

予選ラウンドの結果が出たのは、その日の夜10時頃だった。
日本からは3選手が準決勝へと進んだ。

準決勝はトップが58分残りでパズルを解き始め、
予選での得点差によって残りの選手が後から解き始める、
ノルディック複合や箱根駅伝2日目の様なルールとなっている。

トップはチェコのヤコブ。
2位は90秒差でポーランドのヤン。
3位がそこから30秒差で森西君。

以下、4位がそこから1分差でシュナイダー、
5位がそこから2分差で日本の條さん。
前半不調で私の下にいた楠井さんが、
後半に怒涛の追い込みで8位に入っていた(トップから6分差)


夕食を終えても、森西君は第6ラウンドの失敗を悔いていた。
確かに50点の損失は小さくは無く、
時間に直すと40秒ぐらいにはなる。

しかし、とは言っても40秒ぐらいの差にしかならないのだ。
予選で出てかえって良かったんじゃないか…と当事者じゃ無い私なんぞは思うのだが、
当人だけが感じていたプレッシャーもあったのだろう。

暫くの間カードゲーム(6ニムト)で楽しんだ後、
私にとって普段通りに彼と接して、彼の部屋を後にしたのだった。
何問か解いて気分を落ち着かせたいとも言っていた彼。
果たして上手くリカバリー出来ているかどうか。
相手云々よりも、本人の気持ちの問題だろうな…と思いつつ、
怒涛の準決勝の幕が開くのである…

【続く】

P.S 私の順位は18位でした。
去年の29位からは大きく順位は上がりましたが、
去年よりも力の差を痛感させられる結果となりました。

しかし、自分の弱点もよりはっきり分かりましたので、
時間に余裕があれば、ちょっと数独を頑張ってみてもイイかもな…と、
思ったりもしています。

ただ、自分の状況が落ち着かないと、ちょっと難しいですかね^^;

P.S 2 今年も6ニムトは勝ちました^^