実は昨日の話なのですが。
仕事帰りのゲーセンでジャケットを忘れまして。

でもそれに気づいたのが、今朝仕事に出掛ける直前という^^;
今日は寒かったですよ…

まだ流石にコートは早いですが、ジャケットはそろそろ無いといけない季節。
また失くすところでしたよ…

ん?また??

…それでは、行ってみましょう!


過去ブログはこちら。

【数独世界選手権2015】Vol.1~いきなりのハプニング満載~
【数独世界選手権2015】Vol.2~WPF final~
【数独世界選手権2015】Vol.3~WSC1日目~
【数独世界選手権2015】Vol.4~WSC2日目、それはつまり私だけが帰る2日前~

WSC finalは上位10人による争いである。
主だったルールを軽く説明しておく。

まずは7位~10位の4人で、それまでの点数差をタイム差に換算して(1点差が1秒)3問の問題を解く。

トップで解答した1人が、4位~6位までが集うセカンドラウンドへ進む。
その4人で4問のセカンドラウンドを行う。(勝ち上がった人は、7位の点数として、タイム差を計算される)

セカンドラウンドをトップで解答した1人が、1位~3位までが集う最終ラウンドへと進む。
最終ラウンドの5問をトップで正解した人が、優勝となる。

まずは最初のラウンド。
遠藤選手が8位でfinalに進出していた。

最初の問題で苦戦した遠藤選手は、その後挽回を試みるも出来ず。
8位で同点だったインド選手が勝ち上がった。
遠藤選手は9位が確定した。

そして第2ラウンド。
私はTwitterで順調に実況をしていた。
上手い下手は別にして、リアルタイムに実況をしていたのだが…

第2ラウンド、20分経過後。
Wi-fiがいきなり繋がらなくなる。
そして、私の実況はいきなり終わる。

ホント、Twitterしていてビックリしたよ…

…という訳で、途中で実況は諦め(笑)finalに集中する。


セカンドラウンドは、それなりにもつれたが、予選4位のフランス選手が勝ち上がった。

そしていよいよfinalラウンド。
まずはタイム差が英語で発表される。

1位の森西選手と2位のエストニアのVunkとの差が2分ほど。
3位はチェコのヤコブで、3分差ぐらい。

そして4位のフランス選手とは…7分差!

これが発表された時、会場には笑いが起こる。
私ですら、この笑いにの意味に気付き、つられて笑う。

場が和んだ後、finalが始まった。

final自体は、特にタイム差が詰まると言う事が無く、逆に森西選手が問題毎にタイム差を広げていった。
こちらで見ていても本当に安心出来るぐらいに。

森西選手、WSC2連覇達成。

見ていて安心出来る戦いっぷりに、5年間の彼の想像を大きく超える進化っぷりに、素直にとても嬉しかった。
ちょっとだけ面白くなかったけど(笑)

夜には、本当の意味(?)でのウェルカムパーティーが行われ。
個人・団体の表彰が行われた。
森西選手は個人戦連覇も含め、団体戦の優勝など3冠に輝いていた。

ただこの時、私がジャケットを予選会場に忘れていた事には、まだ気付いていなかった…
いやぁ、昨日本当は写真を載せようと思ったのですが、すっかり失念しておりまして^^;
午前中の早い段階でこの日記をご覧になった殊勝な方が万が一居りましたら、1つ前の日記に戻って写真を見る事をお勧めします。

…とはいえ、インストラクションの表紙が映っているだけですけどね^^;

過去日記はこちらから♪

【数独世界選手権2015】Vol.1~いきなりのハプニング満載~
【数独世界選手権2015】Vol.2~WPF final~
【数独世界選手権2015】Vol.3~WSC1日目~

2日目の朝。
世界パズル選手権にだけ参加する2人が、空港に到着する時間が近付いていた。

1日目にパスポートを失くしたと大騒ぎしていた選手では無い女性が、その2人を空港に迎えに行くと言うので、私は両替をお願いした。
現地通貨のレフだけでなく、ドルやユーロも持っていなかった私は、次の日の観光でお土産を買うという事が念頭にあった。

その人からは、空港で両替するのではなく、ホテルにはカジノがあるから、そこで両替してくれると教えてくれた。
受付の人に「First」って言えば、奥の部屋で両替してくれるから…との事。

2日目のパズルの開始時間までは多少まだ時間があったので、生まれて初めてのカジノの場所に潜入する事に(両替の為なのだが)

ところが、パスポートを見せて写真を撮られ、奥に行くと、「ユーロとドルしか両替できない」と言われた。
え?無理なの??実際に円を両替したのじゃないのね…
…だったら空港で両替して貰った方が良かったじゃん!

私の頭は2日目開始前から揺さぶられていた(笑)

そうなるとどうなると思う?

2日目は個人ラウンドが2ラウンドあった後、団体が2ラウンドあり、昼休憩をはさんで個人戦プレーオフというタイムテーブルになっていた。

もはや難しい問題は解かない!と決めた私は、両替の件でフワフワしながらも、個人戦の第7ラウンド(団体戦が1ラウンド挟まっているので、実際には8ラウンド)を解き始める。

配点の高い問題には目もくれず(笑)
ひたすら1種類のパズルを解きまくり、50分の中で半分の6問を解く。
…もはやかなり遅いペース><

個人最終ラウンドは、なかなか始まらなかった。
最初は日本選手の中で会話をしていたのだが、当落線上にいた遠藤選手はその輪に無く。
「集中している感じでしたよ」と言われたものの、様子だけ見に行ってもバチは当たらんだろう…と勝手解釈し、会場の右前端にいた遠藤選手の傍へ。

遠藤選手本人は、驚くほどリラックスしていた。
聞けば、先程のラウンドは、12問中簡単な1問以外の11問を解いたとの事。
ちなみに、制限時間内に「finish」の終了宣言をしたプレイヤーは3人ぐらいだったので、それでこの解き具合であれば、このラウンドで当落線上に浮上した感じには思えた。

最後のラウンドを解ければ、プレーオフには行けそうだが、果たしてどれぐらいの難易度の問題が来るのか。

かなり開始時刻が遅れ、ようやく個人最終ラウンドが始まった。
何でも、別解があったとかで、問題を簡単にしていたそうだ。
(英語苦手な私は、その説明の意味が分かっていなかったが…)

そして開始。
フワフワした私は、当初よりも簡単になった問題で…

盛大に破綻する。
しかもボールペンで><

9分の段階で破綻し、20分の残り11分を、ひたすら何とかしようとしたけど、何も出来ず。
ただただ時間だけが虚しく進んでいった。
途中、あまりの不甲斐なさに、笑うしかなかった><

※ちなみに私は、大会では仮定法を使う事もあるので、その時に効率よくする為に、ボールペンで書き進める事も結構ありますす。
仮定法になったらシャープペンと消しゴムに持ち替え、解き続けます。
大会じゃ無くてもボールペン使いますけどね^^;

個人戦の後で団体戦が2ラウンドある予定だったが、そのうちの1ラウンドが問題の手違いとかで結局開催されず><
何か2日目は私だけじゃなくて問題もフワフワしてるなぁ…と思いながら昼食を摂る。

ちなみに、団体戦の2問目は、比較的順調に解けて、JapanAチームと同点数だった。
ワンチャンス、Aチームに勝てる可能性もあったが、0点は怖いので、私の判断で1分使って見直しを促している。
ごめんねぇ…^^;

14時頃に、個人戦の結果がようやく出た。

日本人からは、森西選手が貫録のトップ通過。
そして、1日目終了時に13位で当落線上にいた遠藤選手が、プレーオフ圏内の8位に入っていた。

結果を知った遠藤選手は大喜び。

しかし、あろう事か、1日目終了時に14位だった杉本選手の元に駆け寄り、「(私)プレーオフ出られるよ!」と報告。
テンションMAXの遠藤選手に、杉本選手が冷静に「私は?」と聞くと…

遠藤選手「あ、見て無かった」

私は大笑い。
杉本選手はあまりの展開に、遠藤選手をヘッドロック(笑)
そりゃあそう^^;

結局杉本選手は、2日目に思ったほど点数を稼げず、18位で大会を終了した。
しかし、Bチームとは比較にならないぐらい、良い順位なのですけどね^^;

WSC finalの開始時間が迫っていた。
応援選手が、決勝会場へと移動している。

私も移動を開始し、2列目の通路側端に陣取った。
そして、帰って来ていた問題を解きつつ、finalの開始を今や遅しと待っていた…


月曜から仕事復帰(?)しました。
はい、ただそれだけです^^;

ただ、他の選手の皆さんは、月曜の朝に帰国しています。
無事に帰って来られて何より。

では、続きをば。

※過去回はこちら。

【数独世界選手権2015】Vol.1~いきなりのハプニング満載~
【数独世界選手権2015】Vol.2~WPF final~

今回の大会のルールとして。
個人戦に関しては全8ラウンドでの合計点を競う形式となっている。

その中でも最初は、クラシック(ノーマル)数独だけのラウンド。
個人的には、これである程度解けないと、来た意味が無いと言っても過言ではないラウンド。

問題数は12問で時間は30分。
配点は15~35点で、合計点は320点。

とりあえず開始直後、最後の問題へ行ってみる。
だいたいこの問題で、今回のレベルを把握する事が出来るからだ。

1分弱費やして…

…諦めて最初から解く事にした(笑)

少なく見積もっても、5分ぐらいは掛かりそうだったので。

問1と問2(各15点)は、さほど難しくなく解いた。
…が、問3(20点)が罠問題^^;
ここでそこそこの時間をロスしてしまう。
何とか問3を片付けて、その後も問4~問7まで解くと、残りは5分ぐらいに。

心の中は「ふにゅー><」という感じだったが、問8の30点問題を見ると、ちょっと残りでは解けそうにない。
ギリギリの判断を下し、問9~問12の35点問題のどれかで引っ掛からないかと解いてみると…
問10が行けるかもという感じ。

終了12秒前に何とか解き終える。
12問中8問解答。

あのねぇ…
覚悟していたけど、決して簡単じゃないの^^;

確かに私はネットの年間大会も参加していないし、数独自体も国内予選でしか解かないんだけど、それにしても、問題のレベルも解答者のレベルも5年前と比べて格段に上がっているんだねぇ…と思うと、これ以降は楽しんで解こうと決断。

第2ラウンド以降は、数独のルールに別のルールをプラスした、いわゆる「バラエティ数独」のラウンド。

いずれも普通の数独のルールはそのままで、それに加えて下記のルールが追加されている。
●Killer sudoku(四角で囲まれているマスの合計がヒントとして書かれており、その条件も満たす様にして解く)
●No touch sudoku(斜めに同じ数字は入らない)
●irregular sudoku(通常3×3のマスの四角が歪な形をしており、その中にも1~9までの数字が入る)
●consecutive sudoku(マスとマスとの間に小さい「○」がある場合、その両マスは1つ違い。「○」が無い場合は2つ以上異なる)

などなど、バラエティにしては見覚えが比較的あるルールで、全部で13種類の問題。
制限時間は50分。

…頑張って解いたのは6問(しかも比較的簡単な問題ばかり)
しつこい様だけど、簡単じゃないのよ^^

第3ラウンドはまた別のバラエティ数独を、60分で13問。
今度は計算系中心。

…解けたのは5問。減ってるし^^;
だが、最も配点の高かった問題は頑張って解いた。

第4ラウンドは、1問だけの200点問題。
早く解ければ解ける程ボーナスが入る。

制限時間30分で、早い人は13分で解答とか、やっぱり異次元^^;
私は…残り2分で何とか解答。
でもこれが、最もイイ見せ場っぽいラウンドなのだから、書かないとしょうがないのよね…


ここで昼食休憩。

2日目の昼食は…美味しかった^^
特に肉とポテトが良かった。
酸味も感じず、ホッとしたのは覚えている。

午後最初のラウンドは、80分で18問とかもはや拷問^^;

この頃になると、解けそうな問題を解けばイイやと開き直り…
80分なって、解けたのが7問。

でも、本当に楽しかった。
仮定法も使っていたけど、何故だか上手くハマっていたので。
それでもこれだけしか解けないの。

ただ、問題は確かに難しいのだけど、悪い問題じゃない。
これだけははっきりと言える。
ちゃんと取っ掛かりがある問題がほとんどだし、解けるとスッキリ出来る。

それでも、気持ちは完全に切れているから、やっぱりダメになると歯止めが効かない。

第6ラウンド。
12問で50分。

…3問しか解けず(笑)
※やらかし1。

ずっと取り組んでいた問題が難し過ぎてダメだったんですねぇ^^;
簡単な問題ばかり解いていれば良かったよ。

個人戦はここで終了。
最後に団体が1ラウンドだけあって。

最初は頑張っていたものの、結局2問目でどハマりしてしまい、味方の足も引っ張る事に。

ただただフワッとしたまま、1日目の競技を終えた。


翌日の朝に1日目の結果が出ていた。
私は…参加者186人中、66番目だった。
Bチームの2位の座を激しく争っている様な位置。

世界のレベルの高さ、いや上昇度に驚き…
それでもトップは森西選手。
また、他のAチームの遠藤選手、杉本選手もそれぞれ13位、14位につけていたという意味でも、日本チームのトップクラスの実力の高さ、いや上昇度に、ただただ感心するばかりだった。

2日目は、森西選手はひたすら2位以下との差を意識した戦い、遠藤選手と杉本選手は、プレーオフの10位を目指した、いわゆる「勝負掛け」の日となる。

しかし、個人ラウンド予選は残り2ラウンドしかなく、配点の合計も第5ラウンドより少ない。
贔屓目に見ても、ワンチャンスの可能性程度と見ていた。


アメブロって大変。
PCから書いているのですが、スマホで見ると上手く改行されていない場所があったりして。
元々文才の欠片も無いのに、せめて改行ぐらいちゃんとして欲しいものです^^;

ちなみに、初回はあんなに長く書くつもりは無かったのですが…
気がつくとあんな長さになっておりました^^;

色々至らない日記かと思いますが、引き続きお読み頂ければ幸いです♪

では、改めまして。
過去日記はこちらから。

【数独世界選手権2015】Vol.1~いきなりのハプニング満載~


現地時間の午後3時に目が覚めた私は。
軽い頭痛を伴いながら、他の選手の宿泊部屋へと移動していた。

今回は私だけが途中で帰る為、私のみ1人部屋(11階)で、他の選手は2人ずつペアになり、部屋は7階にあった。
既に他の人は大会の選手登録を済ませており(首から提げるアレや、問題のインストラクションの最新版などが入っている袋を貰っていて)私もその場所へ移動。
たどたどしい英語で何とか私もそれを頂き、首から提げて再度他の選手の部屋に。

現地時間の19時より夕食、21時よりWPF Finalがある以外は、比較的自由な時間の本日。
問題の中身もさほど変更は無く、個人部分の打ち合わせも少し行うも、団体戦はBチームが全員そろっていない為(前回参照。この頃はまだイスタンブールです)それも早々に切り上げて。

WPF Final参加者の森西選手はいないものの、他の選手達で(私も含めて)『赤ずきんは眠らない』をトランプで代用したゲームが始まったw
リラックスも甚だしいですが、決して嫌いじゃない、こういった時間。

時間はすぐに過ぎて行き、夕食の時間に。
すぐに全員で夕食会場へ移動。
既に沢山の選手や宿泊者がいてごった返している。

夕食はバイキング形式だが、メインの肉料理は中央にある大きな柱の四編に沿って並べられる為、全員がその周りを並んでいると、どうしてもその辺りは渋滞に。
私はそれを避け、サラダを中心に取っていると…

サラダの味の酸味が強く、私の口に合わない><
そんなに味に五月蠅い方では無いと自覚している私だが、酸味は初めての体験。
更にメイン料理も何となく口に合わず。

今後への大きな不安を抱え、食事は終了した。
そして21時近くになり、WPF finalの会場へと移動する。

WPFとは、2013年から始まっている年間のリーグ戦みたいなもので、その決勝戦がWSCの前日に行われる事になっていた。

数独グランプリ(ページは英語)
2015年の合計スコア

日本からは森西選手が4位に入っている。

決勝はタイム差で解き始め、全8問を解いた順番で順位が決まる。
日本選手の間では、過去の実績等を含め、決勝は予選上位6人の争いになると言われていた。

選手の紹介も行われ、何となくフワッとした状態でfinalがスタート。
(時差スタートなので、そんなに大袈裟に始まらないのですねぇ…)

1問目は通常の数独。
ここでは予選トップのTiit(エストニア)が快調に飛ばし、2位以降の差を広げた。
日本の森西選手は、それほど遅い訳ではないのだが、5位のKwak (韓国)に抜かれ、5番手で正解する。
しかしまだまだ団子状態。
1位から6位までが1分強の差でひしめき合っている。

事件は2問目のArrow Sudokuで起こった。

何と森西選手が最初に解き終えたのである。
5番手からの一気の捲り。
小声で沸く日本選手達。
予選トップのTiltに逆に20秒差をつける。

その後、3問目、4問目…と解くにつれて徐々にTiltとの差が開き、5問目終了時には2分差まで広げる素晴らしい戦いっぷり。
Tiltは焦ったのか、6問目で苦戦。
6問目を終わって2位に上がってきたのは、予選6位だったDoyle(仏国)
それでも、森西選手とは2分差がある。

そのままの差をキープしながら、8問目まであっさり解き切ってしまった。
2位はDoyle(仏国)、3位は一旦4位まで落ちながら持ち直した、予選トップのTilt。

予選4番手からの危なげない優勝っぷりに驚くと共に、今後の本戦の活躍での期待を強くさせた。

最終結果画面

その後、翌日の数独のインストラクションを終え、カードゲームをするのかなぁ…と思いながら部屋に戻り。
靴を履いたままベッドに戻り。

…。

……。

時差ボケの中、再度昼間と同じ体制で寝落ち><
7時間グッスリ寝てしまい、気が付いたら当日の午前6時になっていた。

起きてから気付いたのだが…アメニティグッズが意外と充実しておらず。

過去の旅行では比較的充実している場所が多かったのですが、今回は歯ブラシはまだしも(持って行っていた)髭そりが無く。
借りるのもおかしいかと思い、しょうがなくそのままにしていた。

数日経過すると、何か歳を取って見えるなぁ…としみじみ感じてはいたが、これはこれで好都合かも?と思ったりもしていた。
(日本に戻った後、6日間伸び放題の髭をそった時は、凄く気持ち良かったのは言うまでも無い)


個人的には相変わらず様々な不安を抱えつつ、数独の大会へと雪崩れ込んでいったのである…

帰宅前日の夜。

私はPuzzle GP finalを見ていた。

スタート順はトップだった遠藤選手が、4位からの逆転で3位に輝いた瞬間、2度手元でガッツポーズをした。

スタート順では最も優勝に近かった筈の彼が、3位という成績で本当に嬉しそうにガッツポーズをした姿を見て、私は心の底から嬉しかった。

あぁ、今回も来て本当に良かったな…と最も思えた瞬間だった。

 

 


毎年参加している世界数独選手権日本予選(そんな名称か知りませんがw)

ここ2年は世界大会に一歩足りない成績。

それは今年も同じだった…が。


上位で(私の順位前後でもw)辞退が頻発し、今年は私にもお鉢が回って来た。

旅費も出ない、賞金も出ない(出たって取れないけど^^;)、名誉だけの大会。

でも、世界数独選手権はまだしも、世界パズル選手権はそれなりに歴史は重ねて来ていて。

私も遠い過去に重ねた歴史の一部となっていたりして。


しかし何よりも、トップクラスの海外の選手、日本人選手と同じ場所でパズルが出来る事が嬉しくて。

参加お誘いのメールが来た時には、出向先で飛び上がって喜んでいた。


ただ困ったのは…

世界数独選手権(2日)-観光(1日)-世界パズル選手権(3日)と参加してしまうと。

土曜日の出向元の半年に一度の定例会に参加出来ず。

また、月曜に帰って来ても午前中は使い物にならなくなってしまう。


色々悩みましたが、数独選手権だけに参加する事に。

それによって、日曜日にGPC(麻雀のアマチュアリーグ戦)にも出られる様になったので、どれを取捨選択しているのかが良く分からない感じではあったのだが^^;

(色々重なり過ぎな週だったのです。個人的にはClub NPMにも出たかったです…)


ともかく、数独だけを参加する事に決めたのだった。


土曜日の夜から出発する予定だったのですが、夜遅いと空港でロクなものが食べられないからという話から、更にそれより1時間半前に選手同士で集まる事に。

今回が7回目とはいえ、パズルでしか海外に行った事が無い私にとって、成田空港の駅で降りてから待ち合わせ場所を探すだけでも一苦労。


しかも、諸々の都合で1本早い電車で来たので、ほ、本当にここが待ち合わせ場所??

…と思いながら待っていると、20分後に…


ディフェンディングチャンピオンの森西選手が独りで私に近づいてきて。

その姿を見て安心したのは言うまでも無く。


しかし他の選手は、待ち合わせから近い場所で椅子に座って待っていた様で、一気に合流。

さすが皆さん慣れていらっしゃる^^;


合流後は、フードコートで思い思いの食事をしつつ。

岡本選手が持って来た同人誌のクイズ問題集に群がるパズリスト達。

私なんて基本蚊帳の外ですが、何問か答えられたので十分。


程無く数独の大会に参加する選手10人と、キャプテンと付添とオーガナイザーを加えた13人が合流し、飛行機に乗る事となった。


成田からブルガリアへの直通便は無く、イスタンブール経由でブルガリアのソフィアへ。

しかし、イスタンブールでいきなりハプニングが起きてしまう。


選手の1人が、パーカー(ジャケット?)を失くしたとかで探し物をしていたところ、乗り換えの飛行機に乗り遅れてしまう。

この飛行機に乗り遅れると、次にイスタンブール-ソフィアへの直行便があるのは10時間以上後。

その間イスタンブールに取り残される選手の1人。


私だったら…多分生きた心地はしないだろう。

(どう思われているか分かりませんが、私は相当英語を話せません><)

ともかく、飛行機が飛び立った。


ソフィアに到着後、立て続けに別のハプニングが起こる。

乗り遅れた選手の荷物をイスタンブールに置いておく際に、別の付添の人の旅行鞄も一緒に飛行機から降ろしてしまう。

つまり、1人と2荷物が、イスタンブールに取り残されていた。


ロストした事を空港で説明している間、移動も出来ずたたずんでいる私を含めた選手達。


今回は比較的ガッツリお土産を頼まれていた私は、ここで1~2万円現地通貨のレフに両替しておくべきだった。

いや、本当は行く前からドルかユーロを持っているべきだった。


しかし、毎回ほぼ単独行動をしない私は、そういう所にまで頭が回らなかった。

(次回以降に記載するが、いろんな所に頭が回っていなかった><)


荷物が無くなった事を伝えた一向がこちらにやって来て、とりあえずホテルに向かう事に。

両替が一瞬頭をよぎったが、荷物の無い張本人が両替を既にしていて、「両替(自分以外で)3人位したよ」と言われる始末。


3人1組ですぐにタクシーに乗る事になったので、その時はそこまで気にせずに両替を行わなかった。

この行動が、最後の最後まで影響するとは、この時は露ほどにも思っていなかった。


タクシーで乗り込んだ直後。

私が乗り込んだタクシーは私以外では、数独のAチームの奥間選手と、付添の方(鞄が来なかった人)の計3名。

付添の方と軽口を言い合いながら「(ロストは)初めてだよ…」と言っていると。

「パスポートは失くしちゃいけないよ。それよりは(鞄は)マシだからね」と言った直後に。

何やら手元に持っている鞄をゴソゴソとしています。

どうしたの?まさか…と聞くと。

舌の根も乾かぬうちにこう言った。


「パスポートが見つからない…」


その人のカバン以外の荷物としては、手元に持っている手提げ系の物と、雑誌が入っているという黒いソフト系のカバン。

「黒い方には入れる訳無いんだよな…」と呟きながらゴソゴソ探しているのですが、一向に見つかる気配は無く。


落としたら分かるはず無いのに、「落としたら気付くでしょ…」とか、もはや意味不明な独りごとまで発している。


運転手も気付いたのか、「パスポート?黒いカバンにあるのかい?」とか、「車を止めて確認しようか?」と言ってくれているので、それに甘えてすぐに車を止める事に。


私は手荷物を渡されて、そこに無いか確認を開始し、付添の人がタクシーから飛び降りる。

そこからすぐに奥間選手も鞄を探そうと車を降りると…


「あった」との声が。


黒いカバンの中にあって一安心。

良かったね^^テヘ。


…ってならねーよ!


「バカヤロー!」と半分キレた感じで応対。

そこから車を走らせ、何とか目的地のホテルにまで着いたのだった。


着いてから数十分後。

私だけ大会途中で帰るので1人部屋、かつ階層も離れていたので、少し仮眠を取って起きたら皆の部屋に行こうと思っていたのだが…

靴をはいたままベッドに横たわり…そのまま3時間弱グッスリ寝ていた。


頭痛も軽く残っていた影響もあったが、飛行機内では比較的寝られていたし、ここまではっきりとした時差ボケは初めての事。

頭痛はかなり治まってはいたが、まだ残ってはいた。

しかし片頭痛は普段から結構あるので、あまり気にせず、夜のWPF finalの観戦に備えていたのだった…