・メモ

ニーチェ全集の第1巻を読んでみた。本書を読むきっかけは、数年前に葛西教授がニーチェは哲学以前は西洋古典の文献学の研究者だったという話(多分)を思い

 

[古典ギリシアの精神/¥2,090]

[フリードリッヒ・ニーチェ著、戸塚七郎他訳/筑摩書房(1994/5/9)]

[651p/978-4-480-08071-4]

[西洋古典学、プラトーン、古典ギリシア、宗教、ギリシア人の祭祀、プラトーン対話篇]

[ちくま学芸文庫、ニーチェ全集 1][図][050][kv 00][bb 03

 

 

 

・toc

01 わたしは末っ子だった

02 「トゥワープ」という言葉をご存知だろうか

03 小説を書くときの注意

04 ここで、ちょっとしたお知らせを

05 さあ、そろそろ楽しい話をしよう

06 私は「ラッダイト」と呼ばれてきた

07 2004年11月11日で、82歳になった

08 人間主義者とはどういう人を指すかご存知だろうか?

09 何事でも人々からしてほしいと望むことは、人々にもその通りにせよ

10 イプシランティの懐古的な女性

11 さて、いい知らせがいくつかと、悪い知らせがいくつかある

12 わたしはかつて、自動車販売会社の社長だった

 

 
 

・メモ

カート・ヴォネガットの遺作、図らずも処女作であるプレーヤー・ピアノとほぼ同時期に終えることとなった。60年代後半から80年代の円熟の筆に慣れていた私にとって、プレーヤー・ピアノ再読は忍従の時間であった。

 

さて、このエッセイ、語り口は若干頑固になった感じだが、皮肉屋でネガティブ思考のくせに希望は捨てない感じのVonnegut節は健在だった。タイトルの国のない男の意味するところは、母国であるアメリカかに考えを拘束されないぞという意思の表明なのかなとも思うw

 

[国のない男/¥1,760]

[kurt Vonnegut著、金原瑞人訳/NHK出版(2007/7)]

[157p/978-4-14-081251-8]

[kurt Vonnegut、エッセイ、最終作品、ユーモア、絶望感、微かな希望]

[@nhkpb_text]

[

[単行本][自初][073][kv 04][bb 04]