・メモ
ニーチェ全集の第1巻を読んでみた。本書を読むきっかけは、数年前に葛西教授がニーチェは哲学以前は西洋古典の文献学の研究者だったという話(多分)を思い
[古典ギリシアの精神/¥2,090]
[フリードリッヒ・ニーチェ著、戸塚七郎他訳/筑摩書房(1994/5/9)]
[651p/978-4-480-08071-4]
[西洋古典学、プラトーン、古典ギリシア、宗教、ギリシア人の祭祀、プラトーン対話篇]
[ちくま学芸文庫、ニーチェ全集 1][図][050][kv 00][bb 03
・メモ
7月の集中講義の副読本として指定されていた書籍。授業で必要だったのは第8章の「ギリシア医学における批判と論争」だけだったが、いい機会なので本全体を読んでみた。しかし、各章の記述レベルが非常に高く一度読んでも内容がさっぱり入ってこなかった。ということで今回再挑戦してみた。やはり全てを理解することは無理だったが、部分的に理解できた部分もあり少しはちょっとだけ役にったったと思う。一番面白かったのは4章の百科全書派の活動の部分で、種痘接種が、特にフランスでは抵抗感が強く苦労したという顛末がかなり興味深かった。似たような話はコロナのワクチン否定派にも通じるところがあると思う。尤も本書で論争となった種痘の致死率に比べればコロナのワクチンの致死率なんて数万分の1なんだけどね。
[科学思想史/¥3,300]
[金森修他著/勁草書房(2010/7)]
[507p/978-4-326-10199-3]
[科学思想史、発生生物学、数学、百科全書、ロバート・ボイルの化学、デカルト派生理学と図像表象、中世における占星術批判の系譜、ギリシア医学における批判と論争]
[@keisoshobo]
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[単行本][図初再][070, 071][kv 00][bb 04]