・メモ
ニーチェ全集の第1巻を読んでみた。本書を読むきっかけは、数年前に葛西教授がニーチェは哲学以前は西洋古典の文献学の研究者だったという話(多分)を思い
[古典ギリシアの精神/¥2,090]
[フリードリッヒ・ニーチェ著、戸塚七郎他訳/筑摩書房(1994/5/9)]
[651p/978-4-480-08071-4]
[西洋古典学、プラトーン、古典ギリシア、宗教、ギリシア人の祭祀、プラトーン対話篇]
[ちくま学芸文庫、ニーチェ全集 1][図][050][kv 00][bb 03
・メモ
ドイツ語の読解力向上のための方策をあれこれ探していた時、入門書では物足りないし、単語集では単調、文法書では手間がかかりすぎると考えていた時、図書館でたまたま見つけた本書、ニーチェのテキストには興味があったので初めて見ることにした。ドイツ語の対訳本だったので簡単に進められると思っていたが、最初のテキスト、「悲劇の誕生」が自分にとっては非常に難しく、ほとんどテキストを進めることができず、本書に対応できない週も少なからずあった。それでも我慢してページを進めるうちに少しずつニーチェの文体にもなれ、また訳も1文ごとにコツコツと追うことにより段々と理解を深めることができた。結局開始から半年もかかってしまったがなんとか終えることができた。テキストの中では超人および永劫回帰に関する部分が取りわけ面白かった。
次は中断したままの中山先生の「中級ドイツ文法」か、関口先生の「趣味のドイツ語」の再挑戦にしてみよう。
[ニーチェをドイツ語で読む/¥2,640]
[細見和之編著/白水社(2017/2)]
[174p/978-4-560-08733-6]
[ニーチェ、超人、永劫回帰、ディオニュソス的と反時代的、神は死んだ、力への意志、詩人・ニーチェ]
[@hakusuisha]
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[単行本][自初][064][kv 00][bb 04]