・メモ

ニーチェ全集の第1巻を読んでみた。本書を読むきっかけは、数年前に葛西教授がニーチェは哲学以前は西洋古典の文献学の研究者だったという話(多分)を思い

 

[古典ギリシアの精神/¥2,090]

[フリードリッヒ・ニーチェ著、戸塚七郎他訳/筑摩書房(1994/5/9)]

[651p/978-4-480-08071-4]

[西洋古典学、プラトーン、古典ギリシア、宗教、ギリシア人の祭祀、プラトーン対話篇]

[ちくま学芸文庫、ニーチェ全集 1][図][050][kv 00][bb 03

 

 

 

 

・メモ

寿司の歴史と寿司のネタになる海洋生物の生態を教えてくれる著作。寿司はもともと切り身と米を発酵させて発生した乳酸の酸味で米を捨て魚を食す発酵寿司、その発酵の過程の途中で切り身と米を食べるなれ鮨、そしてそれとは別に魚の切り身を酢酸で締めた米に載せた早寿司=江戸前寿司といった歴史を辿るが、発酵寿司・なれ寿司と早寿司との間に因果関係はない。現代の寿司はファーストフード的に発展した江戸前寿司の系統であると言えるのではないか。という話は面白いのだが、それ以降のページは寿司ネタの魚や海産物の生物学的な話が中心になるのでちょっと退屈してしまった。ただ、寿司をめぐる問題点、例えば公害、護岸工事、海外ニーズの拡大、外来種の脅威などは現代につながるテーマであり面白いと思った。

 

[東大講座/¥1,650]

[大場秀章他著/日本放送出版協会(2003/11)]

[284p/4-14-080829-6]

[発酵寿司、なれ寿司、江戸前寿司、乳酸、酢酸、外来種、嗜好の変化、外国の需要増、護岸工事]

[@NHKWebMagazine]

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[単行本][図初][032][kv 00][bb 04]