・メモ

ニーチェ全集の第1巻を読んでみた。本書を読むきっかけは、数年前に葛西教授がニーチェは哲学以前は西洋古典の文献学の研究者だったという話(多分)を思い

 

[古典ギリシアの精神/¥2,090]

[フリードリッヒ・ニーチェ著、戸塚七郎他訳/筑摩書房(1994/5/9)]

[651p/978-4-480-08071-4]

[西洋古典学、プラトーン、古典ギリシア、宗教、ギリシア人の祭祀、プラトーン対話篇]

[ちくま学芸文庫、ニーチェ全集 1][図][050][kv 00][bb 03

 

 

 

 

 

・メモ

馬で逃走したドゥラカとシュミット隊長だったが、追手に追いつかれてしまう。シュミット隊長はドゥラカを逃し戦うがノヴァクに殺される。アントニ司教の元に駆け込んだドゥラカだったが、そこへノヴァクが踏み込む。しかしアントニ司教に地動説はもはや異端ではないと言われ、ノヴァクはアントニ司教を刺し殺しドゥラカをも傷つけるが逆にドゥラカに致命傷を浴びせられる。死の間際、ノヴァクの前にラファウの幻が現れ娘のヨレンタが天国に行って欲しいならするべきことを為せと説く。ノヴァクは持っていた娘の手を抱え自分の誤りを認め亡くなる。一方ノヴァくに刺されたドゥラカにも死が迫る。あれほど嫌いだった朝日の中で自分の人生の意義を見出し死んでいく。

 

場面は変わって15世紀末のポーランド、パン屋で働くアルベルト・ブルゼフスキだが、何故か青年として現れたラファウがアルベルトに宇宙の脅威としてのタウマゼインを説く。年月が経ちアルベルトの弟子になるのがコペルニクスであることを示した上で物語は終わる。

 

最後のアルベルトの話は若干無理がある気がするが、それ以外の部分はかなり楽しめる作品だった。修論の範囲は古代ギリシアの世界に限るにしても、宇宙論の話はもう少し全体を俯瞰する部分まで広げていきたいと思う。ヤァ面白かったw

 

[チ。第8集 - 地球の運動について -/¥770]

[魚豊作・画/小学館(2022/7)]

[174p/978-4-09-861317-5]

[ドゥラカ、ダミアン司祭、異端解放戦線、ノヴァック、シュミット隊長、アントニ司教、ラファウ、アルベルト・ブルゼフスキ、タウマゼイン、θαυμαζειν、コペルニクス、アストロラーべ]

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[ビッグコミックスピリッツ BC1260][自初][013][kv 00][bb 04]