・メモ

ニーチェ全集の第1巻を読んでみた。本書を読むきっかけは、数年前に葛西教授がニーチェは哲学以前は西洋古典の文献学の研究者だったという話(多分)を思い

 

[古典ギリシアの精神/¥2,090]

[フリードリッヒ・ニーチェ著、戸塚七郎他訳/筑摩書房(1994/5/9)]

[651p/978-4-480-08071-4]

[西洋古典学、プラトーン、古典ギリシア、宗教、ギリシア人の祭祀、プラトーン対話篇]

[ちくま学芸文庫、ニーチェ全集 1][図][050][kv 00][bb 03

 

 

 

 

・メモ

ギリシア(特にアテネ)討伐を想起したペルシャのダレイオスは程なく逝去し後は息子のクルスクセスに委ねられる。クルスクレスは陸海の大群を率い西へ進んでいく。しかしティラモピュライでのレオニダス率いるスパルタ精鋭の玉砕覚悟での奮戦により流れが変わり始める。その後サラミス海戦で予想外の大敗を喫しクルスクセスはペルシャに戻る。残ったマルドニオスは自信満々で陸での戦いに臨むが歴史的大敗を喫しマルドニオスは戦死する。残党はサモスに向かうが、そこでも地元民と共同戦線を張るギリシアに敗れ、戦いは終わる。

 

単なる歴史の記述というよりは、文化人類学的な点での記述がかなりあり、時として饒舌となることもあったが、はじめて読む内容が多く面白かった。しかしなんと言っても下巻におけるギリシアーペルシャの激突は迫力満点で一気に読み進めてしまった。テルモピュライの墓碑が心に染みる。

 

[歴史(下)/¥1,386]

[ヘロドトス著、松平千秋訳/岩波書店(1972/2)]

[447p/4-00-334053-1]

[ダレイオス、クルセクルス、アルトクルセクルス、マルドニオス、テルモピュライの戦い、レオニダス、シモニデス、サラミス海戦、プラタイアの戦い]

[@Iwabun1927]

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[岩波文庫 青405-3][自初][008][kv 00][bb 04]