・メモ
ニーチェ全集の第1巻を読んでみた。本書を読むきっかけは、数年前に葛西教授がニーチェは哲学以前は西洋古典の文献学の研究者だったという話(多分)を思い
[古典ギリシアの精神/¥2,090]
[フリードリッヒ・ニーチェ著、戸塚七郎他訳/筑摩書房(1994/5/9)]
[651p/978-4-480-08071-4]
[西洋古典学、プラトーン、古典ギリシア、宗教、ギリシア人の祭祀、プラトーン対話篇]
[ちくま学芸文庫、ニーチェ全集 1][図][050][kv 00][bb 03
・メモ
上下巻をやっと読破した。下巻はクラウディウス帝〜ネロー帝の時代を記述しているが、ネローの時代の荒唐無稽さには絶句してしまう。単なる嫉妬、根拠のない告発などでいかに多くの人間が死に追いやられたことか。そんなネローもギリシア遠征が仇となって終わりを迎える。それにしても上下巻を通してゲルマニクスとセネカの持ち上げ方、ティベリウス、クラウディウス、ネロー、アグリッピーナの落とし方がひどい。ネローを除けば多分にタキトゥスのバイアスがかかった主張と言えるのではないか。
国原氏訳で今回読んでみたが、意訳箇所が散見され、ラテン語学習者としてはその度に首を捻ることになる。やはり語学学習には逐語訳でないとw
[年代記(下)/¥778]
[タキトゥス著、国原吉之助/岩波書店(1981/4)]
[425p/4-00-334083-3]
[クラウディウス、ネロー、ポッパエア、アグリッピーナ、セネカ、愚鈍、放縦]
[@Iwabun1927]
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[岩波文庫 青408-3][自初][005][kv 00][bb 04]