・メモ
森田真奈美トリオのコンサートに行ってきた。最近はビッグバンドやデュオライブ、ソロなどの活動を見ることが多く、トリオは久しぶりの印象だ。だがピアノトリオはジャズの基本だと勝手に思っているので、このトリオの演奏が一番しっくりくるな。
今回はベースのZakの楽曲、ソロパートがいつもにも増して多かったのと、森田さんと工藤君の丁々発止のやりとりが非常に面白かった。特にこのバンドは即興プレーがかなり頻繁なので、曲のソロを取るタイミング、テンポを変えるタイミングなどこれらをアイコンタクトでやるのだが、これが本当に迅速に切り替わるので見ていて本当に楽しかった。
また私の席からは森田さんの鍵盤がよく見えたのだが、左手がコードを引く場合とソロを引く場合とで動きが全く異なりすごく面白かった。一緒にライブに行った友人は
「あの左手にキース・エマーソンを感じた」
と言ってたが、プログレ好きの彼にとっては最大の褒め言葉だなw
工藤くんはスティク、ブラシ、マレット?素手と叩くデバイスを目まぐるしく変える様子が面白く、時として次に使うスティックを口に咥えたおどけた表情が実に面白かった。
Zack氏は典型的なベースマンだな。自由奔放なピアノ、ドラムに全く影響されずw プロデューサ的な視点でサウンドを支える様子が楽しかった。特に根拠はないのだが彼のベースはロックにすごく合いそうな気がするw
今回も期待を裏切らない演奏、次回のトリオのライブがすごく楽しみだw
・ミュージシャン
Manami Morita piano
Zak Croxall Electric base
工藤 明 drums
・演奏楽曲
第1部
01 magic
02 things ain't what they used to be
03 it brings me back
04 i am
05 夜空ノムコウ
06 something at the morning
第2部
01 grey
02 left alone tonight
03 unsung lullaby
04 great river
05 juingle book
アンコール
01 time to say goodbye
・サイト