・メモ

ニーチェ全集の第1巻を読んでみた。本書を読むきっかけは、数年前に葛西教授がニーチェは哲学以前は西洋古典の文献学の研究者だったという話(多分)を思い

 

[古典ギリシアの精神/¥2,090]

[フリードリッヒ・ニーチェ著、戸塚七郎他訳/筑摩書房(1994/5/9)]

[651p/978-4-480-08071-4]

[西洋古典学、プラトーン、古典ギリシア、宗教、ギリシア人の祭祀、プ

 

・メモ

数年前に読んだジャズ喫茶をどう考えるかというテーマに取り組んだ著作を再読してみた。著者のモラスキー氏が全国のジャズ喫茶に取材し、ジャズ喫茶の本質に迫ろうとした意欲作だ。

 

私のジャズ喫茶の利用法は、仕事や勉強道具を持ち込んで、デスクやカウンタでワークをしながらジャズに耳を傾ける感じなので、本書の中に出てくる典型的なジャズ喫茶利用者の類型にはきっと当てはまらない。そういった意味で第3者的な立場で本書を楽しませていただいた。

 

まぁジャズ喫茶をいくつも巡っていると非常に変わった店主、利用者に会うことが稀ではないので、モラスキー氏の感じた違和感には同感するところがかなりある。ただ、それを声高に「おかしい!」と騒ぐつもりはさらさらなくて、そういった不思議な人たちを楽しむようにしている。なのでほとんど最近はストレスは溜まらないかなw

 

また、14年前に出た本なので、店じまいしてしまったお店や店主が亡くなったお店も少なからず記載されている。私にとっては閉店してしまった高田馬場のmilestone、店主が亡くなった函館のバップの記述を読むとちょっと胸が詰まる。バップは2年前の夏に訪ねたばかりだったからなぁ。

 

[ジャズ喫茶論 戦後の日本文化を歩く/¥935]

[マイク・モラスキー著/筑摩書房(2010/2/25)]

[284p/978-4-480-87361-3]

[@chikumachobo]

[ジャズ喫茶、ジャズバー、変人、修行、上から目線、ジャズが判ってない?、偉そう、自分が難しいことをしている?、お店に迷惑をかける、お店が迷惑をかける。バップ、マイルストーン、tonlist、マサコ、parade]

[単行本][図再][021][kv 00][bb 04][mt 023]