・メモ
ニーチェ全集の第1巻を読んでみた。本書を読むきっかけは、数年前に葛西教授がニーチェは哲学以前は西洋古典の文献学の研究者だったという話(多分)を思い
[古典ギリシアの精神/¥2,090]
[フリードリッヒ・ニーチェ著、戸塚七郎他訳/筑摩書房(1994/5/9)]
[651p/978-4-480-08071-4]
[西洋古典学、プラトーン、古典ギリシア、宗教、ギリシア人の祭祀、プラトーン対話篇]
[ちくま学芸文庫、ニーチェ全集 1][図][050][kv 00][bb 03
・メモ
エウリーピデースの悲劇作品。たまたま研究室の2人のM2の修士論文がバッカイを取り上げていたこともあり、読んでみた。ペンテウスの神に対する敵意もすごいが、それを受けてのディオニューソスの反撃も常軌を逸している。なにしろ母に息子を引き裂かせるのだから。この瞬間の母アガウェーの精神状態は精神科医でもあるM2の1人、S田君は修論の中でどうゆう風な検討を加えたのか大変興味がある。彼は博士への進学が決まっているので来期にじっくり教えてもらおうかなw
それにしても罰の与え方にこれ以外の解はなかったのだろうか?反省させて自らのステージを上げるような解があってもいいような気がするのだが、ギリシアの神々は短気だからw
[バッカイ/¥630]
[エウリーピデース著、逸見喜一郎訳/岩波書店(2013/5/16)]
[233p/978-4-00-321063-5]
[@iwabun1927]
[バッコス、ペンテウス、悲劇、狂気、バッカイ、カドモス、ディオニューソス、アガウェー、テイレシアース]
[岩波文庫 32-106-3][図][014][kv 00][bb 04][mt 022]