・メモ
とにかくでカラフルで楽しい森田真奈美の創り出す世界、このコンサートでも満喫いたしました。客席のテーブルには子供たちの姿もかなりの数、こんな年齢からジャズのコンサートに来れるなんて君たちはラッキーだ。親御さんに感謝しなさいw
さて去年の4月に続いてのビッグバンドによるコンサート、あの時は大学の研究室の説明会が直前まで開かれていたことを懐かしく思い出す。何とか私も修士1年を乗り切り、2年生になれそうですw
さてこのコンサート、彼女のソロピアノ、あるいはトリオを聴いている限り即興の音の展開力が抜群でありアドリブは非常に端正で美しいと感じる。この展開力をビッグバンドで活かせたらバンドのアンサンブルもかなり良くなるのは当然の成り行きか。そういえば彼女は中学時代吹奏楽部?にいたとのことなので、このビッグバンドという形態は原点回帰という意味合いもあるのかな?
今回は 2回目の体験なので以前より耳を澄ませて聴いてみると、サックス部隊、トランペット部隊、トロンボーン部隊が同じメロディをパワーで圧倒するプレーはもとより、部隊内で非常に表情あふれるメロディを作り出していた。また後列からトランペット部隊、トロンボーン部隊、サックス部隊と並んでいるので部隊間での音のぶつかり合い、補い合いがかなり素晴らしかった。ただ、曲の間に多またまブラスが沈黙し、ピアノトリオの音になることがあり、それがまたピアノトリオへの渇望を刺激するわけだw
そして今回、ドラムのすぐそばの席だったので、ドラムの音がやかましいかもと危惧したが、工藤さんの叩くドラムははっきりしていながらちっとも煩くなく、技量の高さを感じさせた。下手なドラマーだと、ドラムの音のコントロールができていないのでうるさいだけになってしまうのだが、工藤さんの場合は技術が違うのねw で、彼のしなやかな手首の動きを見ていて、思い出したことがある。以前gleeでトリオの演奏があった時、日本人のドラマーが手首のしなりを効かせたいいドラミングを見せていたのを覚えているのだが、あのドラム、多分工藤さんだなぁ。手首の動きで思い出すとは私も変態野郎だw
今回はご贔屓のトランペットの石川さん(ズータン)からは遠い位置だったので彼の演奏姿を直接見ることは難しかったが、一曲目のソロパートで彼の端正なプレーはとても印象に残った。もっともっと有名になってほしい。期待してます。
ここまでくると、J-POP関連のジャズ的アプローチの活動も無性に聴いて見たくなってきたが、金がない。女王様の慈悲に縋ってお金を出してもらおうか(笑)
・ミュージシャン
Manami Morita piano, conduct
市川愛 vocal
他
・演奏楽曲
01 I am 〜 クープランの墓
02 ready,set, go!
03 unsung lullaby
04 skylark
05 moon land
06 photograph lover
07 wachusett
アンコール
08 my favorite things
・サイト
・記載場所
横浜市豊田