・メモ
ニーチェ全集の第1巻を読んでみた。本書を読むきっかけは、数年前に葛西教授がニーチェは哲学以前は西洋古典の文献学の研究者だったという話(多分)を思い
[古典ギリシアの精神/¥2,090]
[フリードリッヒ・ニーチェ著、戸塚七郎他訳/筑摩書房(1994/5/9)]
[651p/978-4-480-08071-4]
[西洋古典学、プラトーン、古典ギリシア、宗教、ギリシア人の祭祀、プラトーン対話篇]
[ちくま学芸文庫、ニーチェ全集 1][図][050][kv 00][bb 03
・メモ
西洋古典学の基礎学力向上を狙う活動継続中、そんな一冊(続き)w
澤田先生の授業を受けていた時に一度読んだ本だが、今回再読してみた。わかることというのは、アレクサンドロス大王にとって、父親フィリポス2世の存在が常に頭にあり、彼を凌駕しなければならないということに取り憑かれていたことがわかる。人間が違う以上、人それぞれやることなすこと考えることは異なると思うのだが、アレクサンドル大王には、親を超えることが義務となってしまったような気がする。それでなければ執拗な東への侵攻や度重なる粛清、ペルシャへの系統などは説明がつかない。彼はせ32歳という短い障害の中で充実感を感じた時はあったのだろうか。常に父の影に怯えていた人のように思えてならない。
[アレクサンドロス大王/¥946]
[澤田典子著/筑摩書房(2020/11/10)]
[235p/978-4-480-68386-1]
[@chikumaprimer]
[フィリポス2世、神格化、大遠征、拡大マケドニア、度重なる粛清、英雄 or 暴君、アジア的志向、古参軍人との対立、ヘファイスティオン、ペルセポリス宮殿の炎上]
[ちくまプリマー新書 362][自][070][kv 00][bb 04][mt 020]