・メモ

ニーチェ全集の第1巻を読んでみた。本書を読むきっかけは、数年前に葛西教授がニーチェは哲学以前は西洋古典の文献学の研究者だったという話(多分)を思い

 

[古典ギリシアの精神/¥2,090]

[フリードリッヒ・ニーチェ著、戸塚七郎他訳/筑摩書房(1994/5/9)]

[651p/978-4-480-08071-4]

[西洋古典学、プラトーン、古典ギリシア、宗教、ギリシア人の祭祀、プラトーン対話篇]

_[ちくま学芸文庫、ニーチェ全集 1][図][050][kv 00][bb 03

 

 

 

・メモ

前回紹介したロック系の著作が、アメリカの文化との関わりを中心としたものだったのに対し、本書では英国の文化との関わりについて深く考察している。内容的にも、詩作、ジャケットデザイン、(長髪を含めた)ファッション、哲学との関わりについて触れており大変面白い。特に個人的には以前から興味をそそられているキング・クリムゾンとブライアン・イーノについてさまざまな角度からの記述があることは大変嬉しい。また現在の専門とも若干近い哲学との関わりにも触れてくれているところがありがたい。

 

一つ残念なところは「フーチー・クーチー」という若干ラフな言葉に触れているのだが、できればrick derringerの"rock'n'roll hoo Chie koo“についても触れて欲しかったな。ないものねだりだがw

 

[ブリティッシュ・ロック/¥1,760]

[林浩平著/講談社(2013/8/10)]

[254p/978-4-06-258560-6]

[キング・クリムゾン、詩、ジャケットデザイン、哲学、ブライアン・イーノ、フーチー・クーチーマン、イエス、ジェネシス、ジェフ・ベック、ELP、ブライアン・イーノ]

[@kodansha_g]

[講談社選書メチエ557][図][052][kv 00][bb 05][mt 007]