・メモ

ニーチェ全集の第1巻を読んでみた。本書を読むきっかけは、数年前に葛西教授がニーチェは哲学以前は西洋古典の文献学の研究者だったという話(多分)を思い

 

[古典ギリシアの精神/¥2,090]

[フリードリッヒ・ニーチェ著、戸塚七郎他訳/筑摩書房(1994/5/9)]

[651p/978-4-480-08071-4]

[西洋古典学、プラトーン、古典ギリシア、宗教、ギリシア人の祭祀、プラトーン対話篇]

[ちくま学芸文庫、ニーチェ全集 1][図][050][kv 00][bb 03

 

 

 

・メモ

ギリシア語の紹介本に続く、ラテン文学の紹介本である。本書を通して大学の授業でしか触れることのなかった原文に、個人として挑戦する気持ちになってきた。特にウェルギリウス、セネカ、キケローには是非とも挑戦してみたいと思う。

 

さて、本書を通じて感じたのは、作品に関連してしか紹介されない著者たちであるが、特にローマ帝国の混乱時に土地没収などの苛烈な経験が作品に微妙な影を落としていることに非常に興味を覚えた。今後は作品を読むときには著者および作品の背景なども考慮の上に読んでいきたいw

 

まず手をつけるとするとセネカかなw

 

[ラテン文学を学ぶ人のために/¥2,456]

[松本仁助、岡道男、中務哲郎著編/研究社(1992/7/20)]

[323p/4-7907-0432-7]

[ホラーティウス、ウェルギリウス、オウィディウス、セネカ、キケロー、カトゥッルス、リーウィウス、ルクレーティウス、プリーニウス]

[単行本][自][019][kv 00][bb 04]