・メモ

ニーチェ全集の第1巻を読んでみた。本書を読むきっかけは、数年前に葛西教授がニーチェは哲学以前は西洋古典の文献学の研究者だったという話(多分)を思い

 

[古典ギリシアの精神/¥2,090]

[フリードリッヒ・ニーチェ著、戸塚七郎他訳/筑摩書房(1994/5/9)]

[651p/978-4-480-08071-4]

[西洋古典学、プラトーン、古典ギリシア、宗教、ギリシア人の祭祀、プラトーン対話篇]

[ちくま学芸文庫、ニーチェ全集 1][図][050][kv 00][bb 03

 

 

 

・メモ

ジャパンタイムズにロシアのウクライナ侵攻から半月近く経った時点で掲載された記事をまとめた著作。丁寧な翻訳、単語集、解説がついていてかなり読みやすい。多くの記事を追っていくと、単に戦争というだけでなく、さまざまな分野に影響が出ていることがわかる。

 

プーチンはウクライナをロシアの一部の地域としか思っていないようだ。なのでウクライナ侵攻は自国内の反乱分子の制圧くらいにしか考えていなかったようだ。そして今回の行動に走らせたのは9年前のクリミア侵攻が短期で上手く行き、欧米からの非難もそれほどでもなかったことに味を占めて決行したと思われる。

 

だからプーチンの頭の中には数日でキーウを攻略して終わりというイメージしかなかったのだろう。戦争が始まって1年彼の思惑は見事に外れて、ロシア軍の装備の不備、不足も明らかになってきた。ロシア国内で反プーチンの動きが表面化すれば一気に状況は動くのだが。。。

 

[ウクライナ戦争を英語で読む/¥1,760]

[英語出版編集部編/ジャパンタイムズ出版(2022/8/5)]

[163p/978-4-7890-1823-4]

[政治、軍事、食糧、燃料、難民受け入れ、プーチンの発想、欧米の立場、この戦争の波及効果、逆効果、ロシアの思惑]

[単行本][図][016][kv 00][bb 04]