・メモ

ニーチェ全集の第1巻を読んでみた。本書を読むきっかけは、数年前に葛西教授がニーチェは哲学以前は西洋古典の文献学の研究者だったという話(多分)を思い

 

[古典ギリシアの精神/¥2,090]

[フリードリッヒ・ニーチェ著、戸塚七郎他訳/筑摩書房(1994/5/9)]

[651p/978-4-480-08071-4]

[西洋古典学、プラトーン、古典ギリシア、宗教、ギリシア人の祭祀、プラトーン対話篇]

[ちくま学芸文庫、ニーチェ全集 1][図][050][kv 00][bb 03

 

 

 

・メモ

ホメーロスと、彼の著作?イーリアスとオデュッセイアについて様々な観点から議論した著作。両著作を初めて読んでから数十年が経つが、岩波文庫のページをめくるたびに得られる感動は変わらない。本書では著者がフランス人ということもあり、フランス人の作家たちの言及がわかるところが他著との違いになるだろうか。私としては初めて読んだ時には夥しい数のエピテトン的な記述に辟易とした記憶があるが、これらがヘキサメトロスの韻律を合わせるために必要だったということがわかり合点が言った。今では実際の原文にあたることが可能になったので、今後イーリアスを読んでいく中でヘキサメトロスを確認しながら進めることにしようw

 

[ホメロス 史上最高の文学者/¥1,760]

[アレクサンドル・ファルヌー著、本村凌二監修、遠藤ゆかり訳/三修社(2011/4/10)]

[142p/978-4-422-21211-1]

[ホメーロス、イーリアス、オデュッセイア、キリスト教との対比、個人かグループか、シャトーブリアン、シモーヌ・ヴェイユ、シュリーマン、ユーゴスラヴィアの吟遊詩人、ヴィクトル・べラール、ヘクサメトロス、韻律]

[知の再発見双書151][図][013][kv 00][bb 04]