・メモ

ニーチェ全集の第1巻を読んでみた。本書を読むきっかけは、数年前に葛西教授がニーチェは哲学以前は西洋古典の文献学の研究者だったという話(多分)を思い

 

[古典ギリシアの精神/¥2,090]

[フリードリッヒ・ニーチェ著、戸塚七郎他訳/筑摩書房(1994/5/9)]

[651p/978-4-480-08071-4]

[西洋古典学、プラトーン、古典ギリシア、宗教、ギリシア人の祭祀、プラトーン対話篇]

[ちくま学芸文庫、ニーチェ全集 1][図][050][kv 00][bb 03

 

 

 

・メモ

TIMEの特集で一度読んだことのあるメタバース、その時にはぴんとはこなかったが、本書を読んで朧げながらその実態がつかめてきた。要はコンピュータの作った仮想(というよりは実際状の)空間に現実世界よりも高い優先度を与える一連の活動と思えば良いのだろうか。ゲームの一形態かと考えていたが、話はそんな単純なものではなく、メタバースの中での生活を一義的に考えるということのようだ。

 

メタバースにはコンピュータ上の環境なので物理的力学的制約がないこと、全てデータとして残るので変形、加工、再生が容易であると言った特徴がある。ただアクセス手段としては未だにHMDを必要としている点がボトルネックかもしれない。これがメガネを使うあるいはコンタクトを使ってアクセスできるようになると一気に需要が増すように思える。

 

メタバースの目標としてはその世界の中で経済活動が可能で生計を立てられうるということなので、この部分でもブレークスルーが必要かな。現在のところ経済活動に関与できるのはゲーム、イベがント、コンサーtが中心なので、メタバースならではの特徴的で経済活動の一環として対応可能な「行為」が見出せるとまた普及など大きく変化するように思うが、親父としては、もうついていけないw

 

[メタバース さよならアトムの時代/¥1,650]

[加藤直人著/集英社(2022/4/10)]

[272p/978-4-08-788075-5]

[アバター、ヘッドマウンテッドディスプレイ、ゲーム、仮想/実際上、経済行為、virtual realty]

[単行本][図][003][kv 00][bb 04]