・メモ

子供の頃日本の新幹線は最高の乗り物だった記憶がある。今でもその状況は変わらないものだとぼんやり考えていたが、状況はどうもそうではないようだ。

 

確かに開通から60年近くなるのに乗客の運行上の事故による死者は出ていないという素晴らしい実績は確かなのだが、最高速度競争で各国に遅れを取り、保守時の問題、従来線との乗り入れ問題、様々なサービス面での立ち遅れと課題は想像以上に大きそうだ。

 

そうは言っても前例のないシステムを作り上げてしまった性質上、運行させながら多くの問題を解決してきた技術力の高さと組織力はもっと評価されていいと思うw

 

[新幹線50年の技術史 /¥990]

[曽根悟著/講談社(2014/4/20)]

[231p/978-4-06-257863-9]

[英国、フランス、スペイン、中国、ドイツ、イタリア、安全性、保守性、サービス性、速度競争、後塵を拝す、空気抵抗、軽量化、ブレーキ機構]

[ブルーバックス B-1863][図][015]

[kv 00][bb 01]