・メモ
黒田先生を知るきっかけとなった書籍だ。随分前、銀座のイエナ書店で色々本を見ている頃気がついた。外国語は勿論だが水曜日ってどういうことだろう。読んでいくと黒田先生は私の母校の教養課程の語学語の教師だということが分かった。
なるほど。同級生の中にも水曜日の午後に人文系の研究室に出入りしている人が数人いたことを思い出した。読んでみると水曜の午後にいろんな言語を学ぶ学生たちが黒田先生の研究室に出入りして生き生きとしている。いいなぁ。私の在学時にも黒田先生みたいな方がいて欲しかったなぁ。
だが本書は楽しげなエッセイが本質ではなく、外国語学習、日本語教師、外国語学習から見た言語学、とかなり骨太な内容になっている。実は本書の印象は前半の楽しいキャンパスライフの部分しかなく、後半の部分は完璧に抜け落ちていた。事実後半部分は結構難しい話に真っ向から取り組んでいるからなぁ。
言語学については少しまとめて勉強したいと思っていたので本書の再読がいいきっかけになるかもw
[外国語の水曜日ー学習法としての言語学入門/¥2,40]
[黒田龍之助著/現代書館(2000/7/15)]
[293pp/4-7684-6784-9]
[レアリア、日本語教師、言語学、語学に向いている民族?、水曜日の外国語教室]
[単行本][自][132]