・メモ

人気コミックの最近でた版(最新版ではないw)。ジェネレーションズというのは読んでいくと、自分たちの次の世代ということらしい。義父、義母は既に他界し、一方息子は大学に入り、甥っ子達は大学生になり、姪っ子の中には婚約者を両親に紹介する子も出てきた。いつの間にか自分が歳を取り、社会の中心が息子、甥っ子、姪っ子世代に徐々にシフトしてきたことを実感した上でのネーミングが筆者と同世代の私にも重く響く。

 

そして今回初めて現在のトルコが描かれたと思う。政情不安、経済停滞を書くことはトルコを愛する筆者は躊躇したと思うがそれでも書かざるを得なかったほど、今のトルコは問題を抱えているのだろう。

 

絵が粗くなったとか内容が気に入らないとか言って、もう読むのをやめるなどと言っている人もいるがジェネレーションズという本は今までで一番心に響いたな。

 

[トルコで私も考えた ジェネレーションズ/¥990]

[髙橋由佳利著/集英社(2018/6/30)]

[177p/978-4-08-792030-9]

[ヨーグルト、クル・ファスリエ、メフメット、バクラヴァ、サルチャ、カフヴェ=トルココーヒー、占い、美味しいトルコパン、トルコ料理屋、移動するラマザン、ベリーダンス、トルコ旅行、寮生活、政情不安、経済停滞、オズギュル、バルシュw] 

[愛蔵版コミックス][図][118]