・メモ
卒論の一環として検討のために手にしたのが本書だ。今回の論文では時間の扱い、特に時間軸をどう捉えていたかを調査したいのだが、取り分け私が興味を持っている時間軸の扱いについては、わかりやすい形で明示されている訳ではない。それでもその趣旨でテキストを読んでいると、アリストテレースは時間の流れを循環的なものと考えていたこと、時間は相対的なものではなく絶対的なものであることは理解できたと思う。いよいよ「自然学」を日本語で読む時期が来たな。次はいよいよ自然学を読むことにしょうw
[時間観念歴史/¥3,930]
[アンリ・ベルクソン/藤田尚志他訳/書肆心水(2019/6)]
[446p/978-4-906917-92-1]
[プラトン、アリストテレース、プロティノス、イデア論、循環、不動の動者、唯一の神=知性の源泉]
[単行本][図][110]