・メモ
アリストテレースがどういう人物で何を主張して来たかを概観する著作。かなり参考になった。今まで関心があったのは自然科学的な部分だったが第9章で説明された「よく生きる」という表現にかなり興味を持った。今まで生きることだけは確かにしてきたが、それがよく生きると言えるかと言えばとてもそうではない。残り少ない人生を「よく生きるため」にはどうしたらいいのか、アリストテレースと触れ合いながら考えてみたい。
[アリストテレス入門/¥880]
[山口義久著/筑摩書房(2001/7/20)]
[222p/978-4-480-05901-7]
[アリストテレース、形式論理学、中庸=適切、帰納法、善と得、第9章:よく生きること、データ重視、不動の動者、存在、哲学、卒論]
[ちくま新書301][図][096]