・メモ

前回途中まで読んだ時にはスキュタイの文化の解説が印象に残っていたが読み進めると、むしろダレイオス王の時代のペルシャを中心とした勢力の攻防の話が中心だ。その中でミレトスのヒスティアイオスやスパルタのクレオメネスといったゆうめいな王についても言及がある。個人的にはスパルタが当初はギリシャ勢とはみなされておらずバルバロイとして扱われていたと言うくだりが面白い。またマラトンの戦いも取り上げられてはいるが詳細についてはあまり書かれていない感じだ。

 

いよいよ最後の下巻でギリシア勢が逆転でペルシャを打ち破る話が出てくるみたいだな。楽しみw

 

[歴史(中)/¥1,121]

[ヘロドトス著、松平千秋訳/岩波書店(1972/1/17)]

[385p/4-00-334052-3]

[ペルシャ、ダレイオス、クレオメネス、クセルクセス、アルタクセルクセス、スキュタイ、マケドニア、ミレトス人、ヒスティアイオス、イオニア、アテナイ、スパルタ]

[岩波文庫 青-405-2][ 再図][057]