・メモ

人生のある局面における符合というかtokenを切掛に展開する偶然と一致の物語。この作品で味わうべきは読後の奇妙な感覚だな。以前こういった感覚は阿刀田高、ロアルド・ダールで体験済みだが、村上春樹の作品で味合うとは予想外だったな。

 

[東京奇譚集/¥440]

[村上春樹著/新潮社(2007/12/1)]

[246p/978-4-10-100156-2]

[フラナガン、一致、小説、乳がん、片足、名前、結石、行方不明、符合、サーファー]

[新潮文庫 む-5-26 8325][ 初店][046]