#0088:1月15日(金)
1月9日(土)
朝一、ラテン語初級の最終講義用の課題、原文をノートに写したのに続いて講師が用意してくれたコメント、単語説明を書き加えた。ここまでは準備段階。明日から少しずつ進めていこう。その後は、ホラーティウスのレポートの準備で、後期の授業の範囲からマエケーナスに関する部分をマーキングした。ざっとした感覚ではあるが、ホラーティウスはマエケーナスの公平な態度を高く評価していたので、その辺りのことをまとめればいいかなと思う。このあと学校へ。
総合図書館に着いたあと、マケドニア史のレポート課題に目を通す。今回は2題あり、どちらも難問だが、調査というよりは自分自身の思考を当ものなので意外にやりやすかもしれない。その後ギリシア語入門の50課を開始した。解説を理解した後練習問題を解き始め、5題解けたところで一旦中断し、図書館から離脱。
その後、いくつかのお店をはしごしながら残りをこなし、17時頃に練習問題全15題を解き終えた。明日もこの調子で行きたいが、中心はあくまでラテン語初級の予習だ。
1月10日(日)
今日はなし崩し的に完全休業日。家の掃除をして、ジョギングに行って、買い物に出かけて、図書館に寄って、ご飯作って、食べて、おしまいw 久々にこんな日を作るとすごく新鮮w
1月11日(月)
昨日一日完全に休息日にしてしまったため、朝からバリバリ勉強しなければいけないのだが、図書館から(女王様が)借りている本を読み切ってしまう必要がある。ということで「ムーミン谷の11月」を読む。人の生き方を問うような内容になっている、なのでなかなか読み進まず、結構焦ってくる。しかしお昼過ぎになってやっと読み終わる。
昼ごはんのあとでやっとカトゥルスの訳に取り掛かる。この2、3日訳になかなかとりかかれず、後手後手に回っていたが、いざ始めてみると、割とサクサクと訳せることに気づく。13行中5行までこなしたところでジョギングに行ってくる。
食事の後でカトゥルスの訳の続きに取り掛かる。結局20時ごろに終えることができた。よしよし。明日は午前中から初めて15時までには方をつけてしまおう。本番では今回はちゃんと手を上げて訳を分担しよう。
1月12日(火)
今日は朝からカトゥルス課題の続き、第7番だ。何も補助資料がないと大変翻訳作業は辛いが、和訳などあるとそれぞれの単語の意味がわかるというよりは文全体の構成を掴むヒントになる。今回は課題の2編ともそれが見つかったので少し気が楽だ。かと言ってそれらがスムーズに和訳に繋がらないのが古典語訳の難しさだ。日本語訳が手元にあるのに、さっぱり訳出できないなんてことが過去何度もあった。今回も少し難しいが1行ずつ訳文を作り出していくことで段々と道が見えてきた。ということで午前中で無事終了し提出した。明日の授業は宿題はないそうなので3限頑張れば無事放免だw
午後はちょっとゆったりと過ごしたが、来週末に最初のレポートの締め切りがあるので、それに関する「ラオコーン」を最初から読み始めた。ラオコーンはその表情、構成がドラマチックで魅力いっぱいだ。以前イタリア旅行した時に現地で見たが、その時には全く知識がなく、日本に戻って有名な像であることを知った。レポートに託けて色々調べてみようw
1月13日(水)
いくつかのレポートも気になるところだが、今朝は再挑戦になるイーリアスの準備を始めた。まずは肩慣らしにw イーリアス日記を数日分進めた後でメインで使用する予定のhomeric greekに関して、lesson 1の前のprefaceの部分を読み込んだ。さらに副読本(あれ、こっちがメインかな?)のiliad homer book1を同じく本文開始前まで進めるつもりで読み始めたが、p9で挫折w ラテン語初級の最終講義が終わったら再度チャレンジしてみよう。
続いて本日の3限、ラテン語初級の、前回配布テキストに目を通す。これは短母音、長母音の識別に関する復習めいたものであったので軽く目を通すだけにした。さらに提出義務のない課題もあったがこれらはすぐに手を出せるものではないのでスルーすることにするw ラテン語は春休みに総復習をする予定なので、その時にやってしまうかな。
時間があったのでさっき中断した"illiad homer book1"を本文の直前まで進めた。この本、どうも体裁に記憶があるなと思ったら、オデュッセイアの輪講で使った教科書と同じ体裁だ。去年の夏休みに読んだときには余り目が行き届かなかったが、今読んでみるとこれは使えそうだw
水曜3限、ラテン語初級。接続法が出てきてから毎回授業についていくのがやっとでかなり精神的にプレッシャーになった。更に前回はキケローの訳文の担当に手を挙げることができず、その分今回の範囲がかなりの重荷になっていた。が、今回カトゥルスの2つの訳について分担を担当することができ、質問にも答えることができた。やれやれw 今後は自主的な勉強でラテン語の実力を上げていくことになる。3月末までだれることなくやり遂げたい(希望)
今日は残りの時間、「ラオコーン」を少しだけ進めた。おしまい。
1月14日(木)
この日は朝からラオコーンを集中的に読み込む。あれだけの作品である。現在の姿になり様々に錯綜した情報が収斂するまでに色々なことがあったことが想像される。果たしてその通りで、誰が、どこで、いつ作ったのかという点で様々な議論が展開し、更に現在の姿になるまでに様々な腕の修正、再生が行われていたことがわかる。美術と考古学をまたがる分野なので検討が一筋縄ではいかないことがわかる。
昼食、ジョギングを挟みながらラオコーンを読み続け、夕方ごろ一通り読み切った。だいたいレポートの構想も固まってきたので、明日に再読しレポートは遅くとも土曜日には仕上げてしまおう。
夜遅くに、この1年間のラテン語初級Iの復習を開始した。今回は第1回の授業を練習問題の前まで進めた。次は練習問題からだな。
1月15日(金)
いつもならギリシア語入門の授業があり、緊張しまくって授業の授業に苦戦しているが、今週は授業なしということで、少し気持ちに余裕ありw ということでラテン語初級I第1回の復習の続きを行なった。落ち着いて新たな気持ちで取り組むと、長短音節、アクセントの説明も易しく感じられるw
この日残りの時間は「ラオコーン」をせっせと読み続けた、夜遅くなってやっと読み終えた。これなら明日中にレポートが書けてしまいそうだな。次のレポート=美学の構想も考えてしまおう。そのためには詩学•詩論を読んでしまおう。
成果?
「ギリシア語入門」 146/175
"homeric greek" 3/380
"illiad homer book1" 7/160
「標準ラテン文法 別冊単語集」3/27
「ラテン語練習問題集」 14/166
「ラテン語を読む」84/365
「フランス語・イタリア語・スペイン語が【同時に】学べる本」1/255
「歴史(上)ヘロドトス」10/519 再読
「歴史(中)ヘロドトス」106/385
「イーリアス日記」43/443
「ギリシャ・ラテン文学」16/346 再読中
「形而上学(上)」5/391
「ギリシア文学散歩」1/394
「ギリシア史」14/142 ヘレニズム時代まで
「アリストテレース詩学 ホラーティウス詩論」 22/350
「ラオコーン」31/308
「詩学、詩論」9/310
「使える!ギリシャ神話 184/184 読了
「イタリア語練習問題集」14/259
「中級ドイツ文法」 60/327
「古典ギリシア語入門」13/206
「エクスプレス古典ギリシア語」46/175
「独習者のための楽しく学ぶラテン語」38/295
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