・メモ
暗渠の書籍を読んだことで、久しぶりに地形の話を読んでみたくなり、手にしたのが本書だ。この本では、東京都内を細かい区域に分け、その中で特徴的な段差、水路、暗渠などについて詳説していて非常に勉強になる。敢えて本書に対する要望を出すとすれば、本書の中で頻繁に用いられている用語について、単語集は一通りあるものの説明がもう少し詳しいと良かったかなぁと思う。土地の名称がその土地の成り立ちに深く関係しているというのは大きなヒントだな。
[東京凸凹地形散歩/¥1,078]
[今尾恵介/平凡社(2017/4/14)]
[213p/978-4-85842-6]
[関東ローム層、暗渠、放水路、玉川上水、三田用水、下末吉面、谷戸、砂州]
[平凡社新書842][初店][0026]
