#0039:5月25日(月)
5月23日(土)
月曜2限はキケロー のピリッピカの講読、日曜日の12時を目処に少しでも予習した部分の翻訳を事前に提出することになる。前回は1番目に翻訳を担当したので、今回も最初に担当しようと思い準備を進めた。がっこれが実にわかりにくい。今日は単語の意味をとらえるために辞書を引いているが流石キケロー 、文体が難しく中々理解が追いつかない。朝7時過ぎから作業を開始したが7行進めるのになんと3時間弱もかかってしまった。疲労困憊だが、あと10行弱、とりあえず単語を調べてしまおう。幸いなことにperseusのphilippicaは英訳と併記されてる上、羅文を構成する各単語をクリックすると辞書的な意味が表示される。これはありがたい。今日中に単語の意味は調べてしまうことができると思う。もうひと頑張りだ。
午後は買い物に出ていたりしたので、ピリッピカ の残りを断続的に進めていった。なんとか全文の単語の訳を調べ終わったのは21時過ぎだった。ここで一息だが、ここまで調べても文の意味は意味ひとつわからない。とりあえず明日の午前中で訳文を仕上げて提出してしまおう。
5月24日(日)
日曜は朝からピリッピカの翻訳を仕上げにかかった。英訳と対比させながら翻訳を組み立てくがかなり苦戦気味。ただ訳文自体は着実にこなす。やっているうちに英訳のクセというか定石(例えば過去完了の訳し方)やラテン語の定石(間接法開始のcumが来たら文の(最)後方あたりに接続法の形の動詞が来る)が少しずつわかり始めた。6時ごろから始めたが、予定終了時刻の12時を大幅に前倒しして9時過ぎには終わった。明日の朝また見直しが必要だが、一安心だ。
この日、午後になってからジョギングに行き、帰ってきてからはちょっと疲れていたせいかあまり勉強はできず。辛うじて18時過ぎからギリシア語入門を取り出し語彙強化だけをやり本日の勉強はこれで終わりにした。ちょっと疲れがたまってるかな。
5月25日(月)
本日は早朝からギリシア語入門の11課の課題を終わらせようと取り掛かる、しかし2時間で終わる予定が4時間以上もかかってしまい、結局2限目のピリッピカの最終的な見直しをする時間がなくなってしまった。対格を2つ持つ文の理解が当初足りていなかったのが原因だな。やれやれ。
2限、ピリッピカ輪講。当初は今回も手をあげて担当しようと思ったがどうも文章の構造が把握できないことが多く、訳は提出したものの今回は担当を見送った。さて授業における学生の訳とそれに対する講師のコメントを聞いていると、名詞の格を間違えている部分が多く更に関係代名詞の係受けを間違って捉えていることが多く、これでは文の構成を把握できてないのも無理はない。逆に講師の方が文章を構成するひとつひとつの動詞の法態時人称単複、名詞形容詞の単複格などを明確にしていくことで文章の構造と意味を確定していくことに今更ながら驚いた。この授業はものすごく勉強になることが身に染みてわかった。次回は真っ先に手をあげて担当させてもらおうと思う。ちょっとだけ前進w そして今日の発見。今までcommentaryは時間がなくて見ていなかったが、かなり色々参考になる情報が書かれていることがわかった。次回から翻訳の際に参考にしよう。
4限はホラティウスのsaturae、担当の学生が事前に翻訳を用意しそれを見ながら講師が解説を加えていく。一見楽そうだが、何しろ毎回の進みが早くついていくのが結構大変だ。このスピードがかなり受講を難しくしているようだ。更に、講師の分担担当依頼にできる学生が手を挙げる形だが、そろそろ私も手をあげないと示しがつかない状況になってきた。来週の授業で手を挙げるとして、それまでに安心して使えるsaturae用の参考書を用意する必要があるな。にしても各回担当の学生の翻訳分のこなれた感じ、とても真似できない。和訳の本とかあるのかな?
成果?
「ギリシア語入門」31/306
「歴史(中)ヘロドトス」106/385
「標準ラテン文法」49/110
「標準ラテン文法 別冊単語集」3/25
「ギリシャ・ラテン文学 韻文の系譜をたどる15章」 222/381
「中級ドイツ文法」 60/327
「古典ギリシア語入門」13/206
「エクスプレス古典ギリシア語」46/175
「独習者のための楽しく学ぶラテン語」38/295
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