#0038:5月20日(水)
5月19日(火)
本日は受講講座はなし!と言うことで予定通り標準ラテン文法を進める。8課のポイントは目的分詞と命令形かな。目的分詞は目的分詞として使うよりは完了分詞の形で使うことが多いかな。受動態の完了、過去完了、未来完了で使うことが多いのでしっかりまとめよう。そして命令形はあまり使う機会がないが、形が決まっているので理解は楽だ。そして最後に課題に取り組んだが、いつものように全部で24題もあり難問ではないけれどこれがかなりしんどい。なんとかお昼までにやり上げてちょっと離脱w
雨が止んだのをいいことにw 少しだけジョギングをして戻ってきてから2時間ほど明日の準備を行なった。講座名は西洋古典特殊講座だ。ここで扱うのは古代ギリシャの風俗、宗教、言語などだ。キーワードは非論理性と中動層ということになる。授業前にたっぷり資料が提示されるのでそれを事前に読んで授業に臨む。今までは当日の朝に慌てて読み込んでいたが、今回は前日に読み込むことができた。しかし読み込んだ三点はいずれも難解でかなり苦戦した。ずっと理工系の仕事をしていたので文系の文献を読むのは大変だ(^_^;)
夜遅くなって、恒例となっている帳尻合わせの予習を行なった。ギリシア語入門の第9課に取り掛かり練習問題の前まで進めた。明日の午前中に残りをやってしまおう。
5月20日(水)
朝イチは昨日からの続きでギリシア語入門の第9課を終えた。この課で直説法だけだが、現在、未来、未完了過去を学ぶことができた。まだまだ学ぶことは山ほどあるがとりあえず一歩前進という感じだ。
2限、西洋古典学特別講義、前にも書いたかもしれないがこの授業についていくためには提示された参考文献の読みが欠かせない。それをしてもなかなか講師の説明を理解することは難しい。がなんとかついて行こう。講師がここで扱おうとしているのは英国のドッズ氏の著作である「ギリシア人と非理性」における非理性とは何であり、それを古典時代のギリシア人は以下に非理性と付き合って行ったかということだ。確かに非理性(irrational)という言葉は意味を捉えることが難しい。私のイメージでは哲学、文学、自然科学などが盛んだった古典時代のギリシアにおおよそ非理性という言葉は馴染みのないように思える。しかし講義を聞く中で、あるいは参考文献を読むうちに確かに文学作品などで不可解な現象、記述があることが徐々にわかってきた。一つには古典ギリシアの時代の宗教であり一つにはイーリアスにおけるアーテーの存在がある。まだ自分自身で考えをまとめるに至らないが、少しこの辺りを意識してみよう。
3限、13時から授業が始まるので12時50分ごろからzoomにログインしたままにしておく。13時近くになってiPadから授業に参加すると、タイミングが悪くOSの更新が始まっていた。そのおかげで授業への参加も3分ほど遅れた。さらに問題の回答を手をあげた学生に割り当てるのだが、かな漢字変換に手間取ってやっとチャットに書き込むと11番目!残念、問題は10問だった。ということで回答もできず。まぁそんなこんなはあったが授業の内容は以前に予習しておいたこともあり十分理解できた。標準ラテン文法は予習を頑張って早めに終わらせたい。
ということで3限で宿題が出ており、実はこれも既に解いてあったので確認後、早いうちに提出してしまった。宿題は溜めないに限るなw この日の最後は、月曜2限のピリッピカの予習を実にほんの少しだけ進めた。日曜の早朝までに10行以上は訳というか構文解釈を完成させ、日曜10時には講師宛に提出しておきたい。
その後、ちょっと気になってギリシア語入門を1ページだけ進めた。明日の朝で第10課が終わるかな?
成果?
「ギリシア語入門」27/306
「歴史(中)ヘロドトス」106/385
「標準ラテン文法」48/110
「標準ラテン文法 別冊単語集」3/25
「ギリシャ・ラテン文学 韻文の系譜をたどる15章」 160/381
「中級ドイツ文法」 60/327
「古典ギリシア語入門」13/206
「エクスプレス古典ギリシア語」46/175
「独習者のための楽しく学ぶラテン語」38/295
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