・メモ

ブラタモリ叢書の第2弾、今回の対象は富士山、東京駅、上田・沼田だ。上田・沼田は真田丸スペシャルとして放映されたものだ。

 

富士山、姿の美しい山だが、あの姿を形成するためには4つの山(先小御岳、小御岳、古富士、新富士)が関係し更に、複数の噴火と小富士の山体崩壊が必要だったことが判る。壮大な物語だ。そして古来より富士山が信仰の対象となっていたことが分かった。そういえば日本各地に富士見〇〇という地名が数多くあるのはそういうことなのかもしれないな。

 

東京駅、広大な空間を占めているが、特に地下街、地下道が形成する空間の広さ、用途にも驚かされる。さらに江戸城との関係も興味深い。

 

真田丸スペシャルの上田・沼田、真田一族が河岸段丘や川などを利用して守りに強い城を作り上げるための様々な工夫を積重ねていたことが判る。

 

東京駅は20年近く利用してきたが、これほど様々な見所があることに驚かされた。富士山にしても上田・沼田にしてもしかりだ。ブラタモリ を見ることによって、読むことによって街を訪れる楽しみが広がるな。今年の秋にブラタモリで紹介された地方を尋ねてみることにしようw

 

[ブラタモリ 2 富士山、東京駅、上田・沼田/¥1,540]

[NHKブラタモリ制作班/株式会社KADOKAWA(2016/8/25)]

[143p/978-4-04-104322-6]

[富士山、御神体、神社、4つの山、山体崩壊、東京駅、江戸城、ドーム、地下街、上田・沼田、真田丸]

[単行本][初][0018]