2月7日(金)12時
予期せぬことに1次試験を突破してしまった。今回は色々失敗してしまったので、まず受からないと踏んでいたので正直驚いた。ただ、6年前の方がショックが大きかったかな。当日は大雪、今回と同じく自分の受験番号がないことをちらっと確認したらとっと帰ろうと思っていたが、図らずも自分の受験番号を合格者名簿に見つけ、あまりのショックで大雪の中をしばらくさまよい歩いたものだ。今回は2度目の経験ということでちょっとだけ余裕を持って受け入れられた。
2次試験まで1時間ほどしかないが、学外で食事を取り早めに研究室前にたどり着くと先客がw やはり今年の合格者の一人だった。随分親しみを感じる笑顔の持ち主だった。訊けば今は医師を職業としているとのこと、家族の説得はうまく行ってるんだろいうか(^_^;) そのうちもう一人の合格者も揃い、受験番号順に面接が開始された。私は3番目だったのでしばし学生室で書籍などを眺めつつ待つ。14時過ぎにやっと私の番がやってきた。
面接は教授と一対一で、和やかな雰囲気の中進んだ。2次試験では大学生活が問題なく送れるか適性を見ることが主であり基本的に合格者を落とすことはないと前回と同じく言われたので安心して面接を進めることができた。途中で私が6年前にも合格していたことを話すと、教授の顔色が変わる。
「そうか、6年前の君か、どうりでどっかであったことがあるなと思っていた」
そうです。その時の私ですw 実は今回の合格は教授が6年前のことを覚えていて、お情けで通してくれたのかなと思っていた。そうか、そういうことは考慮されずまっさらの状態で考課されたのか。。。改めて冷や汗が(^_^;)
面談は30分ほどで終わり、後の時間は助手の方から今後の授業やゼミ、教科書などについて丁寧に教えて頂いた。ただ3月いっぱいは仕事があるので、本格的に勉強に入るのはやはり入学してからだな。
助手の方からの説明を終えて外に出ると時間は15時を過ぎている。会社に戻るのは無理だな、そのまま帰ろうと思いつつ歩き出すと、目の前を見覚えのある顔が横切る。あっさっき話をした医師の方だ。ということで2人で御茶ノ水までご一緒しいろいろ話す。その時交換したメールアドレスでいまもメールのやり取りをしている次第。最終合格発表まで2週間は、きっと落ち着かない日々を過ごすのだろうw
(続く)